株式会社プロパゲート

ブログ記事

キーワードプランナーの代わりになる無料ツールはある?失敗しない選び方を解説

更新日:2026年8月30日著者:鈴木 広幸16分で読めます
キーワードプランナーの代わりになる無料ツール

キーワードプランナーの検索数が幅で表示され、どの数字を基準にすべきか迷っていませんか。これは設定ミスとは限らず、アカウントの状態や利用状況によって表示の粒度が変わるためです。

広告を出す予定がなければ、無料ツールを役割別に組み合わせる方法があります。6つの代替ツールの違い、キーワードプランナーを使い続ける判断基準、推定値をSearch Consoleで検証する流れを確認し、自分に必要な精度と用途に合う方法を選びましょう。

\AI任せにしないSEO記事制作/

スマートSEOのサービス内容を見る

1. キーワードプランナーで検索数が範囲表示になる理由

キーワードプランナーで検索数が範囲表示になる理由

キーワードプランナーの検索数が幅で出るのは、ツールの性質によるものです。まずは「なぜ具体的な数値が出ないのか」を押さえておくと、対処の方向を選びやすくなります。

実際に、SNS上でもキーワードプランナーが思うように使えないという声が見られます。

SNSの声

「検索数を調べるためにキーワードプランナーを使おうと思ったら、表示されない……。最近、こんな声をよく聞くようになりました」

出典: Instagram(@ebisu_connect)

1.1 キーワードプランナーの範囲表示とはどういう状態か

範囲表示とは、月間平均検索ボリュームが一つの数字ではなく、幅を持った区切りで表示される状態を指します。実際の画面では、次のような区切りで数値が並びます。

Google広告のキーワードプランナーで月間平均検索ボリュームが範囲表示されている画面
キーワードプランナーでは、月間平均検索ボリュームが「1万〜10万」のように範囲で表示される場合があります。
  • 10〜100
  • 100〜1,000
  • 1万〜10万

この表示は、アカウントの設定ミスやシステムの不具合ではありません。広告を出稿していないアカウントでは、検索ボリュームがこの幅表示に制限されるのが標準の仕様です。

同じキーワードでも、幅の中のどこに位置するかまではわかりません。とはいえ桁が読み取れるため、規模感の把握には使えます。まずは「これは仕様である」と理解しておくと、無用な設定変更に時間を取られずに済みます。

1.2 広告を出すと数値の表示がどう変わるか

Google広告を利用しているアカウントでは、検索ボリュームの表示が細かくなる場合があります。ただし、少額出稿を始めれば必ず具体的な数値になる、という公式の保証はありません。

表示の粒度は、アカウントの設定や利用状況などによって異なります。Google公式ヘルプでは、キーワード候補などの基本機能を使うために、アカウント設定と請求情報の入力が必要と案内されています。

そのため、広告を出す予定がない場合は、詳細表示だけを目的に配信を始めるより、代替ツールで補うほうが費用と手間を抑えやすくなります。

1.3 そもそもキーワードプランナーは何のためのツールか

Google広告のキーワードプランナーは、広告の出稿計画を立てるために用意されたツールです。SEO専用に作られたものではない、という前提を押さえておく必要があります。

この前提を見落とすと、表示される指標を誤って読み取ってしまいます。特に注意したいのが「競合性」の解釈です。

  • 広告の出稿計画を立てるためのツール
  • 表示される「競合性」は広告出稿の競合度合い
  • SEOの検索順位の難易度を示す指標ではない

競合性が「高」でも、SEOで上位表示が難しいとは限りません。「競合性」はあくまで広告枠の奪い合いの激しさであり、記事の検索順位の取りやすさとは別物です。

この誤解は、キーワード選定の優先順位を狂わせる原因になりがちです。SEOの難易度は、実際に検索結果へ出てくる記事の内容や量から判断するほうが実態に近くなります。

2. キーワードプランナーの範囲表示を解消する方法

キーワードプランナーの範囲表示に対応する3つの選択肢

範囲表示を解消して、プランナーのまま実数を見ることは可能です。ただし前提として、少額でも広告を出稿する必要があります。ここでは手順と、出稿する場合・しない場合の判断を整理します。

2.1 Google広告を配信して表示を確認する手順

広告運用の予定があり、キーワードプランナーの表示も確認したい場合は、次の3ステップで進めます。

  1. Google広告のアカウントを作成し、支払い情報を登録する
  2. 少額の予算でキャンペーンを設定し、実際に配信を開始する
  3. 配信開始後にキーワードプランナーを開き、表示の粒度を確認する

表示の粒度はアカウントや利用状況で異なり、少額の広告費だけで必ず詳細値が表示されるとは限りません。広告の目的がない場合は、代替ツールの利用を優先してください。

2.2 出稿を続ける場合に注意したい費用面のポイント

正直に言えば、数値を見るためだけに広告を出し続けるのは、割に合わないケースが多いです。理由は、費用と運用の手間が継続して発生するためです。

配信中は日々の予算が消化され、入札やキーワードの管理にも時間がかかります。広告そのものを事業で使う予定がないなら、この負担に見合うリターンは得にくくなります。

数値の確認が目的なら、必要な期間だけ配信して停止する使い方が現実的です。恒常的にプランナーの実数が必要でない限り、次章の無料ツールで代替するほうが、費用も手間も抑えられます。

2.3 出稿せずに代わりのツールへ切り替える判断

広告を使う予定がないなら、出稿せずに無料ツールへ切り替える判断が合理的です。ただし、テストで出稿する場合は費用の暴発を防ぐ管理が欠かせません。

  • 配信期間と1日の上限予算を先に決めておく
  • 目的の数値を確認したら配信を停止する
  • 出稿しないと決めたら次章の無料ツールへ進む

意図せず配信が続くと、確認が終わったあとも費用だけがかかり続けます。「いつ止めるか」を出稿前に決めておくことが、無駄な広告費を出さないための最初の一手です。

広告運用そのものに関心がない読者であれば、そもそも出稿という選択を外し、次章の無料ツールから検討するほうが早いはずです。

3. キーワードプランナーの代わりになる無料ツール6選

キーワードプランナーの代替ツール

まずは6ツールの特徴を一覧で整理します。「無料でできること」「制限」「向いている場面」を比べると、自分の状況に合うものが選びやすくなります。

ツール主な用途無料利用の注意点
aramakijake.jp検索数と流入数の目安推定値のため、語句同士の比較に使う
Ubersuggest検索数・難易度・関連語無料枠には利用回数などの制限がある
ラッコキーワードサジェスト・疑問語の収集無料版では月間検索数を取得できない
Googleサーチコンソール自社サイトの表示・クリック実績公開済みページの実測データに限られる
Googleトレンド需要の推移・季節性の比較検索数の絶対値は確認できない
Keywords Everywhere検索画面上で関連語を確認検索数・CPCなどの指標は有料

このなかでサーチコンソールだけは推定値ではなく、自社サイトの実測データである点が他と決定的に違います。

表のとおり、1つで数値も候補もすべて賄えるツールは存在しません。数値の把握、候補の収集、実測での確認を、それぞれ得意なツールに分担させる前提で選ぶと失敗しにくくなります。

候補を集める手順は関連キーワードの調べ方に、各ツールの機能差や有料版との違いはキーワード選定ツールの比較にまとめています。本記事はキーワードプランナーの制限をどう補うかに絞ります。

3.1 aramakijake.jp

aramakijake.jpは、月間検索数の推定値を手早く確認したいときに向くツールです。メールアドレスの登録やアカウント作成が不要で、キーワードを入力するだけで推定値が表示されます。

検索順位ごとの月間アクセス予測も出るため、上位を取れた場合の流入イメージもつかめます。一方で数値はあくまで推定であり、実測とは差が出る前提で見る必要があります。

思いついた語句の規模を数秒で確かめたい場面では、登録不要という手軽さが効きます。細かい精度よりもスピードを優先したい初期調査に向いた使い方だと言えます。

3.2 Ubersuggest

Ubersuggestは、検索ボリュームとSEO難易度を同じ画面で確認できる点が強みです。1つのキーワードから関連語やCPCまで見られるため、選定の入り口として使いやすくなっています。

無料枠には利用回数などの制限があります。調べたい候補を先に絞り、必要な語句から確認すると無料の範囲を活かしやすくなります。

回数制限があるため、思いつくままに全語句を調べる使い方には向きません。あらかじめ調べたい候補を絞り込み、1日分の回数を計画的に使うと、無料の範囲でも十分に機能します。

3.3 ラッコキーワード

ラッコキーワードは、関連キーワードの候補を一括で集める用途に強いツールです。1語入力するだけで、サジェストや周辺の疑問語がまとめて取得できます。

ゲスト利用は1日5回・1週間20回までで、無料登録すると制限が緩和されます。ただし、無料版では月間検索数やSEO難易度を取得できないため、候補収集を主目的に使うのが適しています。

数値を見るツールというより、記事の切り口となる候補を洗い出すツールとして位置づけると役割が明確になります。月間検索数まで確認したい場合は、有料プランまたは別ツールを組み合わせます。

3.4 Googleサーチコンソール

Googleサーチコンソールは、推定値ではなく自社サイトの実測データを扱う点で、他のツールと性質が異なります。実際に検索結果へ表示されたクエリと、その表示回数・クリック数を確認できます。

すでに運用しているサイトがあるなら、キーワード調査の答え合わせとして最も正確です。推定ツールが示す数値と、実際に流入している語句のずれも把握できます。

一方で、対象は自社サイトに限られるため、まだページがない語句の需要はわかりません。既存サイトの改善や、公開後の検証に組み込む使い方が向いています。

3.5 Googleトレンド

Googleトレンドは、検索数の絶対値は出ないものの、季節性と推移を読むのに適しています。数値は相対的な人気度で示されるため、時期による需要の増減を把握できます。

たとえば、年末や特定シーズンに伸びる語句かどうかは、この推移から判断できます。単独で検索数を知る用途には向かず、他ツールの数値と組み合わせる前提で使うのが基本です。

推定ボリュームで規模を、トレンドで時期を確認する。この2軸を分けて考えると、公開のタイミングまで含めた計画が立てやすくなります。

3.6 Keywords Everywhere

Keywords Everywhereは、ブラウザの検索画面上に各種指標を重ねて表示する拡張機能です。検索しながらデータを確認できる手軽さが特徴ですが、無料範囲と有料範囲の区別に注意が必要です。

拡張機能のインストールと一部機能は無料ですが、検索ボリューム、CPC、競合性などの指標は有料です。無料で数値まで確認したい場合は、ほかのツールと使い分けます。

そのため「完全無料で検索数を見るツール」として当てにするのは避けたほうが安全です。有料前提で導入するか、無料で数値を見たいなら他のツールへ振り分ける判断が現実的です。

4. キーワードプランナーを使い続けたほうがよいケース

キーワードプランナーの範囲表示への対応

代わりのツールへ乗り換えるべきかは、状況によります。実は、キーワードプランナーをそのまま使い続けたほうがよい場面もあります。ここでは乗り換えなくてよい3つのケースを整理します。

4.1 広告運用中でキーワードプランナーが使える場合

すでにGoogle広告を運用しているなら、無理に乗り換える必要はありません。配信中のアカウントでは、検索ボリュームが幅ではなく詳細な数値で表示されるためです。

  • すでにGoogle広告を配信している
  • 検索数が詳細な数値で表示される
  • その数値をSEOの検討にも流用できる

広告のために払っている費用の副産物として、精度の高い検索数がそのまま手に入る状態です。

この場合、代替ツールを追加で導入しても、得られる情報の多くは重複します。まずは手元のプランナーの数値を使い、足りない観点だけを他ツールで補うほうが効率的です。

4.2 検索数の規模感だけ分かれば十分な場合

対策するかどうかを判断するだけなら、範囲表示のままでも足りることが多いです。優先順位づけに必要なのは、正確な実数よりも「桁」の情報だからです。

「100〜1,000」と「1万〜10万」では、狙う価値が明らかに違います。この桁の差が読み取れれば、どの語句から着手するかは十分に決められます。

細かい実数を求めて出稿の手間をかけるより、幅表示のまま判断を進めるほうが早い場面は少なくありません。精度を上げる作業が、意思決定に本当に必要かを一度立ち止まって考えるとよいでしょう。

4.3 キーワードプランナーで関連キーワードの候補を集めたい場合

関連キーワードの候補を無料で大量に出す用途では、キーワードプランナーは今でも有効です。1語から派生する関連語がまとめて取得でき、候補リストの土台を作れます。

範囲表示で数値の精度に制限があっても、候補を洗い出す作業には影響しません。候補の網羅性という点では、無料のまま実用的なツールであり続けています。

数値の確認は他ツールに任せ、候補集めはプランナーで行う。この分担なら、範囲表示という制約を気にせず、プランナーの強みだけを活かせます。

5. キーワードプランナーの検索数の数値の信頼性

検索ボリュームを比較材料として使う3つの視点

各ツールが示す検索数は、いずれも推定値です。絶対値として鵜呑みにするのではなく、比較のための材料として扱うのが適切です。ここでは数値との向き合い方を整理します。

5.1 ツールによって検索数が違う理由

同じキーワードでも、ツールごとに表示される検索数は一致しません。それぞれが独自の推定ロジックでデータを算出しているためです。

  • 推定のもとにするデータソースが異なる
  • 集計する期間や更新の頻度が違う
  • 数値の丸め方や補正の方法が各社で異なる

数値がずれること自体は異常ではなく、推定である以上は避けられません。

大切なのは、複数ツールの数値を並べて「どれが正しいか」を争わせないことです。1つのツール内での大小関係を見て、語句どうしを比較する使い方であれば、推定値でも判断の役に立ちます。

5.2 検索数が小さい語を切り捨てない考え方

検索数が小さい語句を、数字だけを見て切り捨てるのは早計です。少数検索の語ほど競合が少なく、検討段階の読者が使っている場合があるためです。

推定ボリュームが小さくても、購入や問い合わせに近い意図を持つ語句は珍しくありません。数値の大きさと、成果への近さは必ずしも一致しません。

ボリューム順に並べて上位だけを拾うのではなく、語句の意図もあわせて評価する視点が要ります。数値は足切りの道具ではなく、あくまで優先順位づけの一つの軸として使うとよいでしょう。

5.3 サーチコンソールの実測でキーワードプランナーの数値を答え合わせする方法

推定値は比較に使い、最終的な確認はSearch Consoleの実測で行う。この流れを持っておくと、数値の不確かさに振り回されずに済みます。

  1. 各ツールの推定値は、語句どうしの大小比較に使う
  2. 選んだキーワードで記事を作成し、公開する
  3. 公開後にSearch Consoleの表示回数で、実際の需要を確かめる

当社が運用するメディアのSearch Consoleでは、2026年5月13日から8月10日までの期間に、指名以外のクエリで330,167回の表示が記録されました(自社調べ)。これは推定ボリュームではなく、実測で需要を確認できるという一例です。

推定値はあくまで着手前の見立てにすぎません。公開後の実測で答え合わせをする前提を持つと、推定値の精度そのものに悩む時間を減らせます。

6. キーワードプランナーに関するよくある質問

最後に、キーワードプランナーの代わりを検討する際によく挙がる疑問をまとめます。本文で触れた要点を、判断に直結する角度から整理します。

6.1 無料のままキーワードプランナーの数値を確認する方法はありますか?

キーワード候補や範囲表示の検索数は、Google広告のアカウント設定と請求情報の登録後、広告費を使わずに確認できる場合があります。ただし、無料のまま詳細な数値が表示されるとは限りません。

  • 規模感だけでよいなら範囲表示のまま比較する
  • 細かな推定値は無料枠のある代替ツールで補う
  • 公開後はSearch Consoleの実測で確認する

広告運用の予定がなければ、詳細表示だけを目的に出稿せず、必要な情報をツールごとに補う方法が現実的です。

6.2 キーワードプランナーはSEOに使えないのですか?

使えないわけではなく、指標の読み方に注意が必要というのが実際のところです。キーワードプランナーはもともと広告の出稿計画用に作られています。

特に「競合性」は広告枠の競合度合いを示すもので、SEOで上位を取る難しさとは別物です。この点さえ取り違えなければ、規模感の把握や関連キーワードの候補集めには十分役立ちます。SEOの難易度は、実際の検索結果に並ぶ記事を見て判断するほうが実態に近くなります。

6.3 キーワードプランナーの数値はどこまで信じられますか?

各ツールの数値は推定値であり、絶対値としてそのまま信じる対象ではありません。ツールごとに算出ロジックが違うため、数値が一致しないのは前提です。

信頼できるのは、同じツール内での語句どうしの大小関係です。どの語句を優先するかの比較に使い、実際の需要は公開後にSearch Consoleの表示回数で答え合わせをする。この二段構えなら、推定値の誤差に振り回されずに判断できます。

7. まとめ:キーワードプランナーと代わりのツールを目的で使い分けよう

キーワードプランナーの範囲表示は不具合とは限りません。表示の粒度はアカウントや利用状況で異なるため、広告を使う予定がなければ、無料の代替ツールで補うほうが費用も手間も抑えられます。

代わりのツールは1つで完結させず、役割で分担するのが基本です。数値はaramakijake.jpやUbersuggestで見て、候補はラッコキーワードで集め、最終的な答え合わせはサーチコンソールの実測で行う。この組み合わせなら、無料の範囲でも実用的な調査ができます。

数値はいずれも推定であり、比較の材料として扱うのが適切です。まずは自分の目的が「数値の精度」なのか「候補の網羅」なのか「時期の把握」なのかを見極め、そこに合うツールから使い始めてください。判断や執筆まで手が回らないときは、選定と制作ごと外部に委ねる方法も検討に値します。

キーワード選定から記事制作まで代行するならスマートSEOへ

SEO記事制作代行サービス スマートSEO

スマートSEOでは累計700社以上の記事制作を支援しています。制作した原稿は、見出し構造、事実、引用元、リンク、表記など35項目のチェックリストで確認し、必ず人の目を通してから納品します。AIを使う工程があっても、公開判断を自動化しない体制です。

スマートSEOは、株式会社プロパゲートがキーワード選定から記事の執筆、公開後の毎月改善までを一貫して代行するサービスです。ツール選びや数値の読み方でつまずいても、専門知識のない状態から運用をまるごと委ねられます。

問い合わせには1営業日以内の対応を基本としているため、進め方の相談だけでも気軽にお寄せください。

\ニッチな領域にも対応可/

スマートSEOのサービス内容を見る