株式会社プロパゲート

ブログ記事

日本語パーマリンクのデメリットとは|正しい付け方を徹底解説

更新日:2026年9月21日著者:鈴木 広幸14分で読めます
パーマリンク 日本語 デメリット

WordPressで記事を書くとき、パーマリンクを日本語のままにしてよいか迷っていませんか。

日本語のパーマリンクだから検索順位が下がるわけではありません。主なデメリットは、コピー時に長い英数字へ変換され、共有・計測・一覧管理がしにくいことです。

この記事では、日本語URLが変換される仕組み、運用時の注意点、扱いやすいスラッグの付け方、公開済みURLを変更するときの判断基準を順に解説します。

SEO記事制作代行の基礎を見る

1. 日本語パーマリンクのデメリット

日本語URLで困りやすい3場面

Googleは、URLにオーディエンスの言語を使う例として日本語URLも示しており、日本語の使用自体を禁止・非推奨にはしていません。そのうえで、意味のある単語を使ったシンプルなURLと、単語を区切るハイフンの使用を推奨しています。

日本語URLを使えるかどうかと、社内外で扱いやすいかどうかは別の問題です。検索上の可否ではなく、コピー・共有・計測・改修まで含めて選びましょう。

参考:Google検索セントラル「URL構造のベストプラクティス」

日本語パーマリンクの問題は、検索順位そのものよりも共有と管理の場面で表面化します。ブラウザ上ではきれいな日本語に見えても、実際のURLは別の文字列に置き換わっているためです。ここでは、その仕組みと、運用で実際に困る場面を分けて見ていきます。

1.1 パーマリンクがエンコードされる仕組み

結論から言うと、日本語のパーマリンクはそのまま保存されず、ブラウザやサーバーが英数字と記号の並びへ変換して扱います。この変換はURLエンコード(パーセントエンコーディング)と呼ばれ、日本語1文字がいくつもの英数字コードに置き換わります。

下の表は、日本語の文字列がコピー時にどう変わるかを示した例です。URLで特定の文字を「%」と英数字で表す仕組みは、パーセントエンコーディングと呼ばれます。

日本語の文字列ブラウザ上の見え方コピー時の実体
日本語日本語%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E
設定設定%E8%A8%AD%E5%AE%9A
パーマリンクパーマリンク%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AF

ブラウザでは日本語に見えても、コピー先やツールではパーセントエンコード後の文字列が表示される場合があります。

参考:MDN「パーセントエンコーディング」

1.2 SNSやメールでURLが長くなり共有しにくい

日本語部分を含むURLは、コピー先でパーセントエンコードされた長い文字列として表示される場合があります。メール、チャット、表計算ソフトなどの仕様によっては、折り返しや省略表示によってURL全体を確認しにくくなります。

現在の主要なサービスでは日本語URLを扱えることも多いため、必ずリンクが切れるとは限りません。ただし、手作業でURLを転記したり、文字数制限のある欄へ貼り付けたりすると、末尾の欠落やコピー漏れが起こりやすくなります。

共有前にリンクを実際に開いて確認し、文章内ではURLを直接見せるより「詳しい手順はこちら」のようなリンクテキストを設定すると、読み手にも内容が伝わります。

1.3 エンコード後のURLでは内容を判断しにくい

エンコード後のURLはパーセント記号と英数字が長く続くため、URLだけを見てもページの内容を判断しにくくなります。問い合わせ対応の記録や資料へURLを貼る場面では、担当者がリンク先を取り違える原因にもなります。

URLをそのまま掲載する必要がある場合は、短く意味の分かる英数字のスラッグにすると管理しやすくなります。リンクテキストを設定できる媒体では、URLではなくページ名を表示しましょう。

問題はURLが危険になることではなく、リンク先の内容を文字列から確認しにくいことです。

1.4 分析ツールやシステム連携で判別しにくい

アクセス解析のCSV出力、API連携、表計算ソフトなどでは、日本語部分がエンコード後の文字列で表示されることがあります。URL一覧を大量に扱う場合、どの記事のデータかを目視で判別しにくくなります。

具体的には、次のような場面で支障が出やすくなります。

  • CSVやAPIから取得したURLが長くなり、一覧で見分けにくい
  • 計測ツールと原稿管理表のURLを照合しにくい
  • 外部システムへ転記するときにコピー漏れを確認しにくい

記事数が増えるほど、こうした照合作業の負担は積み重なります。日々の分析を続ける前提なら、判別しやすいURLかどうかは無視できない条件です。

2. 日本語パーマリンクのメリットと運用上の注意点

日本語パーマリンクのメリットと運用上の注意点

日本語パーマリンクにも、まったく利点がないわけではありません。ここでは良い面を正しく認めたうえで、それでも英数字が勧められる理由を整理します。メリットとデメリットのどちらが運用に効いてくるかが判断の分かれ目です。

2.1 パーマリンクを見て内容を直感的に把握できる

日本語のままにする最大の利点は、URLを見て内容を推測しやすい点です。編集画面で記事を管理する担当者にとっては、一覧の見通しがよくなります。

日本語パーマリンクで得られる主なメリットは、次のとおりです。

  • URLを見ただけで記事の内容を推測できる
  • URLを見ただけで日本語話者が内容を把握しやすい

ただし、この利点はあくまで「見た目の分かりやすさ」に寄っています。実際に共有された先で同じ分かりやすさが保たれるとは限りません。

2.2 英語表現を考える設定の手間が少ない

日本語パーマリンクなら、記事タイトルをそのままスラッグに使え、英語表現を考える手間が省けます。適切な英単語を選ぶ作業は、慣れないうちは1本あたり数分かかることもあります。

記事数が多いサイトほど、この積み重ねは無視できません。更新頻度を優先したい運用では、設定の速さが魅力に映るのも理解できます。

とはいえ、設定時に節約できる時間は一度きりです。公開後に続く共有や分析の負担と比べると、得られる時短は限定的にすぎません。

2.3 公開後の共有と管理まで考えて選ぶ

日本語パーマリンクを採用するかは、公開後に誰がURLを共有・分析・改修するかで判断します。担当者が少なく、リンクを外部へ出す機会も限られるなら、日本語の分かりやすさを優先する選択もあります。

一方、記事数が増え、営業資料・SNS・広告・計測ツールなど複数の場所でURLを扱うなら、短い英数字へ統一したほうが管理しやすくなります。どちらを選ぶ場合も、記事ごとに表記を変えず、サイト内の命名ルールをそろえることが重要です。

URL設計を含むサイト全体の方針は、オウンドメディアのSEO対策と運用のコツも参考になります。

3. おすすめのパーマリンクの付け方

おすすめのパーマリンクの付け方

扱いやすさを優先する場合は、内容を表す短い英単語を小文字・ハイフン区切りで設定します。Googleが語数を指定しているわけではありませんが、当社のオウンドメディアでは、長くなりすぎないよう3〜5語を運用上の目安にしています。

3.1 内容を表す英単語で組み立てる

推奨されるのは、記事の内容が推測できる英単語でURLを組み立てる付け方です。意味のない数字やIDだけのURLは、読者にも管理者にも手がかりを残しません。

たとえば日本語パーマリンクの注意点をまとめた記事なら、permalink-japanese-tips のように主題を表す単語を並べます。日本語のスラッグをそのまま自動翻訳させるより、要点を選んで短くまとめたほうが扱いやすくなります。

URLは記事の住所であると同時に、内容を示すラベルでもあります。 何の記事かが一目で伝わる単語を選ぶことが出発点です。

3.2 パーマリンクの語数を3〜5語に絞る

当社では、語数を3〜5語に絞る運用を基本にしています。これは検索順位を上げるための絶対条件ではなく、原稿管理表やアクセス解析で内容を見分けやすくするための社内基準です。

語数を絞るときは、意味の薄い語を省くと収まりやすくなります。

  • 冠詞の a / an / the
  • 接続詞の and / or
  • 前置詞の of / in / to

これらを外しても内容はほぼ伝わります。残った単語で主題が分かるかを基準に、過不足を調整してください。

3.3 小文字とハイフンで統一する

パーマリンクは小文字で統一し、単語の区切りにはハイフンを使います。環境によっては大文字と小文字が別々のURLとして扱われ、同じ記事が二重に評価されてしまう場合があるためです。

区切り文字にも注意が必要です。アンダースコアは単語の区切りとして扱われにくいことがあり、検索エンジンが単語を分けて認識しづらくなる場合があります。

小文字・ハイフン区切りという2点をルール化しておくと、誰が設定しても表記が揺れません。 複数人で運用するサイトほど、この統一が効いてきます。

3.4 避けたいパーマリンクの付け方

避けたい付け方を、推奨例と対比して整理します。下の表は、同じ記事を想定したときのURLの違いです。

付け方URLの例判断
英単語・ハイフン区切り(推奨)/permalink-japanese-tips内容が伝わり共有しやすい
数字のみ/12345内容が推測できない
日本語のまま/日本語パーマリンク共有時に途中で切れる場合がある
アンダースコア区切り/permalink_japanese単語の区切りとして扱われにくい場合がある

推奨例と避けたい例を並べると、判断の軸が「内容が伝わるか」「そのまま共有できるか」の2点に絞られてくるのが分かります。迷ったときは、この2点に立ち返って選んでください。

URLを変更する場合は、サイトリニューアル時のSEOチェック項目と同じく、転送・内部リンク・計測の確認が必要です。

4. 既存記事のパーマリンクを変えるべきか

既存URLを変える前の3ステップ

すでに公開した記事のURLは、見た目だけを理由に変更しないほうが安全です。変更する場合は、旧URLと新URLを1対1で対応させ、恒久的な301または308リダイレクトを設定します。WordPress公式ドキュメントでも、パーマリンクはページや投稿の恒久的なURLとして説明されています。

参考:WordPress.org「Customize permalinks」

4.1 URLを変更しないほうがよいケース

すでに検索流入がある場合は、URLは見た目だけを理由に変えないことが安全です。リダイレクトや内部リンクの更新が不十分だと、利用者と検索エンジンが新しいURLへ到達できず、流入を失う可能性があります。

変更前に確認する3項目

  • 旧URLに検索流入や外部リンクがあるか
  • CMSやサーバーで恒久的なリダイレクトを設定できるか
  • 内部リンク・サイトマップ・canonicalを新URLへ更新できるか

一方、公開直後でほとんど流入がない記事なら、変更のリスクは小さくなります。まだ検索エンジンや被リンクが旧URLを覚えていない段階だからです。

変えるか迷ったら、まず「そのURLに検索流入があるか」を確認してください。 流入があるほど、現状維持の価値は高くなります。

4.2 パーマリンクを変更する場合の手順

どうしても変更する場合は、評価の引き継ぎとリンク切れ防止を意識して進めます。次の順序で作業すると、取りこぼしを抑えられます。

  1. 新しいURLを内容が伝わる英単語で決める
  2. 旧URLから新URLへ転送(301リダイレクト)を設定する
  3. サイト内の内部リンクを新URLへ張り替える
  4. 変更後に旧URLへアクセスし、リンク切れがないか確認する

特に4番目の確認は省かれがちです。変更後は旧URLを実際に開き、1回の転送で新URLへ到達するか、HTTPステータスが恒久的な301または308になっているかを確認してください。

参考:Google検索セントラル「リダイレクトとGoogle検索」

リンク切れの具体的な洗い出し方は、リンク切れのチェック方法を解説した記事もあわせて確認すると安心です。ツールを使えば、目視では見落としがちなURLの不備もまとめて把握できます。

URLを変更したらXMLサイトマップにも新URLだけを記載し、Search Consoleから送信します。作成・送信手順は、サイトマップの種類と作り方で確認できます。

4.3 パーマリンクの転送を設定しないとどうなるか

転送を設定しないままURLを変えると、旧URLはリンク切れになります。訪問者はエラーページに行き当たり、検索エンジンも記事が消えたと判断しかねません。

外部サイトや検索結果に旧URLが残っていると、訪問者は目的のページへ到達できません。適切な恒久的リダイレクトは、利用者とGoogleへページの移転先を伝える役割を持ちます。

URL設計や記事の移行に不安がある場合は、Web制作・運用の専門会社に相談する方法もあります。転送の要否を含めて、現状に合った進め方を確認できます。

SEO記事の企画・執筆・品質確認を支援するスマートSEO

スマートSEOのSEO記事制作代行サービス

スマートSEOは、累計700社超を支援するSEO記事制作代行サービスです。1記事4,980円(税別)、月2〜100記事、8,000〜12,000文字を目安に、記事の企画・構成・執筆・品質確認を支援します。

AIで初稿を作成した後、SEO担当者が検索意図、事実関係、日本語表現、引用、リンク、CTAなど35項目を確認します。robots.txtやnoindex、リダイレクトなどサイト側の技術設定は記事制作と別の作業になるため、必要な場合は対応範囲を事前に確認してください。

\AIの速さとSEO担当者の品質を両立/

スマートSEOの料金・制作内容を見る

URL変更後に重複URLが生じる場合は、URL正規化のチェック方法も確認し、リダイレクト・内部リンク・canonicalの指定を矛盾させないようにしましょう。

5. 日本語パーマリンクに関するよくある質問

日本語パーマリンクに関するよくある質問

最後に、日本語パーマリンクについて特に多い疑問をまとめます。本文で触れた要点を、判断に直結する角度から整理し直しました。迷いやすい3つの論点を順に見ていきます。

5.1 日本語のパーマリンクはSEOで不利になりますか?

日本語を使ったことだけを理由に検索順位が下がるわけではありません。Googleも、オーディエンスの言語として日本語をURLへ使う例を示しています。

注意したいのは、検索順位ではなく共有・計測・管理のしやすさです。

  • コピー先でURLが長い英数字へ変換されることがある
  • 文字数制限や手作業の転記で末尾が欠けることがある
  • CSVや管理表で記事を判別しにくくなる

つまり「順位」ではなく「共有と管理」で差がつきます。長く運用するほど支障が積み重なるため、英数字での設定が無難です。

5.2 すでに公開したURLは変えないほうがよいですか?

すでに検索流入があるURLは、見た目だけを理由に変えないほうが安全です。変更する場合は、旧URLから新URLへ恒久的なリダイレクトを設定し、内部リンクも新URLへ更新します。

どうしても変える場合は、旧URLから新URLへの転送設定が必須です。転送を省くとリンク切れになり、被リンクも流入も手放してしまいます。後悔を避けたいなら、流入の有無を先に確認し、転送を前提に進めてください。公開直後で流入が少ない記事であれば、変更のリスクは小さくなります。

5.3 パーマリンクに数字だけを使ってもよいですか?

数字だけのURLでも技術的には動きますが、おすすめはできません。内容を推測する手がかりが残らず、管理も共有もしにくくなるためです。

代わりに、内容を表す英単語を使うと扱いやすくなります。

  • 記事の主題が伝わる英単語を3〜5語で組み立てる
  • 小文字に統一する
  • 区切りはハイフンにする

数字は記事を識別できても、内容までは伝えません。読者にも管理者にも意味が伝わるよう、英単語での命名を基本にしてください。

6. まとめ:パーマリンクは共有される前提で付けよう

日本語パーマリンクは、検索順位を直接下げるものではありません。注意点は、コピー時に長い英数字へ変換され、共有・計測・一覧管理がしにくくなる場合があることです。

推奨は、内容を表す英単語を3〜5語、小文字でハイフン区切りにする付け方です。既存記事のURLは基本的に変えず、変える場合は旧URLから新URLへの転送を必ず設定してください。

パーマリンクは、自分が管理するためのものであると同時に、誰かに共有される前提のものです。共有されたときに正しく開き、内容が伝わるURLかどうかを基準に、今日から一つずつ見直していきましょう。

\月9,960円~プロのSEO対策/

スマートSEOのサービス内容を見る