
介護施設のホームページを持っているが、検索から人が来ない。SEO対策を調べると「キーワードを選ぶ」「記事を書く」と出てくるものの、何の言葉で書けばよいかが決まらない。人手も足りず、どこから手を付けるかで止まっている。そんな施設は多くあります。
先に結論を言うと、始めるのは地域名と施設の種類を組み合わせた検索です。ここを外すと、読まれても問い合わせにつながりません。
この記事では、SEO対策が必要な理由、始める順番、アクセスが増えても問い合わせが増えない理由、利用者と家族が使う検索キーワード、地域名を掛け合わせた記事の作り方までを解説します。
当社は介護・福祉の事業者を50社以上支援しています。ぜひ参考にしてください。
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介護施設のWeb集客にSEO対策が必要な理由
介護施設の集客は、長くケアマネジャーからの紹介と地域のつながりで回ってきました。いまもそれが中心ですが、利用する本人と家族が事前に検索して確かめるようになっています。
- 家族は見学の前に、施設名と地域名で検索して様子を確かめる
- 紹介で名前を聞いた施設も、検索して情報が出てこないと候補から外れる
- 広告と違い、一度書いた記事は出し続けなくても残る
紹介をやめる話ではありません。紹介で名前を知った人が、検索で確かめたときに情報が出てくる状態を作る話です。
施設を探す人はまず検索から入る
入居や利用を考え始めた家族は、まず住んでいる地域と施設の種類で検索します。「◯◯市 デイサービス」「◯◯区 特養 費用」のような形です。
この段階ではまだ施設名を知りません。検索した先に自施設が出てこなければ、候補にすら入りません。
当社が自社のホームページで見ている記録でも、介護に関わる検索は施設の種類と地域名で分かれていました。
紹介だけに頼ると空きが埋まらない月が出る
紹介は相手の都合で増減します。担当のケアマネジャーが変われば、紹介の数も変わります。
| 集め方 | 増やしたいときにできること |
|---|---|
| 紹介 | 営業に回る。相手の都合に左右される |
| 広告 | 出稿を増やす。止めると流入も止まる |
| 検索 | 記事を足す。止めても過去の記事が残る |
3つを比べたとき、検索だけが積み上がるという性質を持っています。時間はかかりますが、人手の少ない施設ほど向いています。
介護のSEO対策は地域名と施設の種類の検索から始める
何から書くかで迷ったら、地域名と施設の種類の組み合わせから始めてください。探している人が最初に打ち込む形で、かつ競合が全国の大手ではなく近隣の施設になります。
| 始める順番 | 書くもの |
|---|---|
| 1番目 | 地域名+施設の種類(◯◯市 デイサービス) |
| 2番目 | 地域名+施設の種類+費用 |
| 3番目 | 施設の種類どうしの違い(デイケアとデイサービス) |
この3つで、探し始めた人から比べ始めた人までを拾えます。
探している人は地域から入る
介護施設は通える範囲で選ばれます。全国で1位になっても意味がなく、近隣で見つかれば十分です。
対応できる市区町村を書き出し、その名前を使った記事から作ってください。送迎の範囲がある施設は、その範囲と一致させます。
地域名の扱いそのものは、ローカルSEOの記事で詳しく解説しています。
施設の種類で検索が分かれる
「介護施設」とまとめて検索する人は多くありません。デイサービス、特別養護老人ホーム、グループホーム、訪問介護と、探している段階で種類が決まっていることがほとんどです。
- 通いで探している:デイサービス、デイケア
- 住む場所を探している:特別養護老人ホーム、グループホーム、有料老人ホーム
- 自宅で受けたい:訪問介護、訪問看護
自施設が提供している種類の言葉だけを使ってください。扱っていない種類で記事を書くと、問い合わせが来ても断ることになります。施設区分や公表されている情報は、厚生労働省の介護サービス情報の公表制度で確認できます。
最初に作る2ページ
着手するのは、地域名と施設の種類のページと、費用のページの2つです。この2枚があれば、探している人が見学の相談まで進めます。
- 1枚目:◯◯市の(施設の種類)/受け入れの条件・空き状況・見学の申し込み
- 2枚目:費用/月額の目安・加算の有無・自己負担の考え方
2枚で回り始めてから、種類の違いを説明する記事を足してください。
介護施設のホームページでアクセスが増えても問い合わせが増えない理由

記事を書き始めると、検索結果に出る回数は増えます。ところが見学や相談は増えないという状態がよく起きます。読まれる記事と、問い合わせになる記事が違うためです。
- 読まれる記事と問い合わせになる記事は別のもの
- 制度や手続きの記事は、表示は増えるが問い合わせにならない
- 人を採る検索と利用者を集める検索が混ざっている
3つとも、検索結果の表示回数だけを見ていると気づけません。
読まれる記事と問い合わせになる記事は違う
当社が顧客のホームページ向けに納品した介護・福祉の記事54本を集計すると、表示が多い記事と問い合わせが出た記事が一致しませんでした。
表示が集まるのは、誰が読んでも役に立つ一般的な説明です。問い合わせが出るのは、その施設を探している人が読む記事です。
記事を増やすときは、どちらを増やしているのかを分けて数えてください。
制度や手続きの記事は表示は増えるが問い合わせにならない
要介護認定の申請方法や、制度のしくみを解説する記事は、よく読まれます。検索する人が多く、書く内容もはっきりしているためです。
ただし読んでいる人は制度を調べているのであって、施設を探してはいません。納品した54本のうち、制度や違いを調べる検索を狙った記事は16本でした。9,533表示に対して問い合わせは0件です。
- 制度の解説は、施設を探す段階より前の人が読む
- 書くなら、自施設の手続きや受け入れの条件に絞る
- 一般的な制度の説明は、公的機関のページに任せてよい
人手が限られている施設ほど、ここに時間を使わないでください。
人を採る検索と利用者を集める検索は分けて記事にする
介護で必ず混ざるのが、働きたい人の検索です。「訪問介護 求人 未経験」「介護 パート 扶養内」といった言葉で、利用者が使う言葉とはまったく別です。
納品した54本のうち人を採る記事は8本で、53表示・問い合わせ0件でした。数が少ないこともありますが、利用者向けの記事と混ぜて置いていたことも影響しています。
- 採用のページは、利用者向けのページと分けて作る
- 入口も分ける。トップページから別の導線にする
- 混ぜると、どちらの人にも中途半端なページになる
採用も必要なら、別の入口として最初から分けて設計してください。
納品した介護ジャンルの記事54本で分かれた3つの検索

前の章で触れた数字を、まとめて見ます。当社が顧客のホームページ向けに納品した介護・福祉の記事54本は、狙っている検索で3つに分かれました。
| 検索の種類 | 本数と表示 | 問い合わせ |
|---|---|---|
| 利用者と家族が選ぶ検索 | 30本・2,269表示 | 1件 |
| 制度や違いを調べる検索 | 16本・9,533表示 | 0件 |
| 人を採る検索 | 8本・53表示 | 0件 |
出典:当社が顧客向けに納品した介護・福祉の記事54本(14社)の実測(2026年10月30日集計)。記事ごとの表示回数と、ホームページからの問い合わせを突き合わせた数字です。
表示の8割は、制度や違いを調べる検索が集めています。それでも問い合わせは0件でした。表示の多さは問い合わせの多さではありません。
利用者と家族が選ぶ検索
54本のうち30本がここに入ります。施設の種類の違い、費用、地域ごとの選び方といった記事です。問い合わせが出たのもこの中からでした。
本数は多いものの、1本あたりの表示は76表示で多くありません。地域を絞るぶん、検索する人の数自体が限られるためです。
それでも最初に増やすのはここです。数は少なくても、相談につながる人が読んでいます。
制度や違いを調べる検索
16本で9,533表示と、全体の8割の表示をここが集めています。認知症と物忘れの違い、要介護認定の申請、施設の種類の違いといった内容です。
読んでいるのは制度を調べている人で、施設を探している段階ではありません。表示の数字だけを見て増やすと、手間に見合いません。
書くとしても、自施設の受け入れの条件や手続きに絞ってください。一般的な制度の説明は、公的機関のページのほうが信頼されます。
人を採る検索
8本で53表示でした。求人や働き方を調べる人の検索です。利用者向けの記事と同じ場所に置いていたため、どちらの導線も弱くなっていました。
- 採用の記事は、採用のページから読まれる場所に置く
- 利用者向けの記事一覧に、求人の記事を混ぜない
- どちらを優先するかを先に決めてから増やす
利用者と働き手のどちらを増やしたいかで、書く順番が変わります。
利用者と家族が施設を探すときに使う検索キーワード
最初に増やすと決めた「利用者と家族が選ぶ検索」の中身を具体化します。探す側が使う言葉は、大きく4つに分かれます。
- 施設の種類を比べる言葉(デイケアとデイサービスの違い)
- 費用を調べる言葉(特養 費用 月額)
- 地域名が付く言葉(◯◯市 グループホーム)
- ケアマネジャーが使う言葉(空き状況、受け入れの条件)
どれも自施設が提供している種類の範囲で書いてください。
施設の種類を比べる言葉
探し始めた家族は、施設の種類の違いが分かりません。「デイケアとデイサービスの違い」「特養と有料老人ホームの違い」は実際によく検索されます。
違いを説明したうえで、自施設がどれにあたるかを書いてください。説明だけで終わると、比べた人が別の施設へ進みます。
比べる記事の書き方は、比較記事の記事でまとめています。
読まれる比較記事の書き方は?比べる軸と成果につながる表のコツを解説
費用を調べる言葉
費用は必ず調べられます。金額を出していない施設が多いぶん、書くだけで差がつきます。
- 月額の目安を幅で書き、何が含まれるかを添える
- 加算が付く場合は、どんなときに付くかを書く
- 自己負担の割合で変わることを1行添える
正確な金額が出せなくても、幅と条件を書けば判断材料になります。
地域名が付く言葉
送迎や通いの範囲にある市区町村の名前を使います。広げすぎると、通えない人からの問い合わせが増えます。
市区町村より細かい地名は、最初は使わないでください。まず市区町村で3ページほど作り、反応を見てから足します。
送迎のある施設は、送迎の範囲と地域名をそろえてください。範囲外の地名で書くと、断る問い合わせが増えます。
ケアマネジャーが使う言葉
紹介元のケアマネジャーも検索します。探しているのは空き状況と、受け入れられる条件です。
医療的な対応の可否、認知症の受け入れ、送迎の範囲を書いておくと、電話で確かめる手間が減り、紹介されやすくなります。
この情報は家族にとっても判断材料になります。両方に効く内容です。
介護のSEO対策で地域名を掛け合わせる記事の作り方
書く言葉が決まったら、記事の作り方を決めます。地域名を使う記事は、作り方を間違えると中身の同じページが増えるので注意が必要です。
| 決めること | 基準 |
|---|---|
| どこまでの地名を使うか | 市区町村まで。町名は最初は使わない |
| 1記事で扱う地域 | 1つだけ。複数を1記事にまとめない |
| 何ページ作るか | まず3ページ。反応を見てから足す |
地域名を入れたページを一度に量産しないでください。中身が同じページが並ぶと、どれも評価されなくなります。Googleのウェブ検索のスパムに関するポリシーでも、特定の地域や都市を対象にした類似ページから1つのページへ誘導する作り方は「誘導ページの不正使用」の例として挙げられています。
市区町村まで入れる
地域名は市区町村まで入れます。都道府県だけでは広すぎ、町名では検索する人が少なすぎます。
通える範囲が複数の市区町村にまたがる施設は、送迎の範囲に入っている市区町村だけを選んでください。
範囲外の地名で書くと、断る問い合わせが増えるだけです。
施設の種類と組み合わせる
地域名だけでは、何を探している人か分かりません。必ず施設の種類と組み合わせてください。
- ◯◯市 デイサービス
- ◯◯市 グループホーム 費用
- ◯◯市 訪問介護 受け入れ
自施設が提供している種類だけで組み合わせを作ります。
1記事1地域にする
1つの記事に複数の市区町村を書くと、どの地域の検索にも中途半端になります。1記事につき1つの地域だけを扱ってください。
地域が変わっても中身が同じにならないよう、その地域ならではの情報(送迎の所要時間、近くの医療機関との連携)を1つは入れます。
記事そのものの書き方は、SEO記事の書き方でまとめています。
SEO記事の書き方|検索意図・構成・執筆・公開後改善の9ステップ
介護施設のSEO記事制作をスマートSEOで支援した実績と料金

当社はスマートSEOとして、SEO記事の制作を代行しています。介護・福祉の分野では50社以上を支援しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 介護・福祉の支援実績 | 50社以上(介護・老人ホーム・デイサービス、訪問介護・訪問看護、放課後等デイサービス) |
| 料金 | 月9,960円(税別)から。記事数で変わる |
| 進め方 | 狙う検索キーワードの選定から、記事の制作・納品まで |
記事を書く人手が無い施設でも、言葉の選定から任せられます。どの地域と施設の種類で書くかは、こちらで実績から提案します。
自分で記事を書くか、代行サービスを利用するかどうかは、記事を更新する時間が確保できるかどうかで判断してください。記事を書く時間があるなら自分で更新した方が、納得のいく記事を書けますが、事業に集中したい場合は記事代行サービスを利用するのも効率的です。
\ニッチな領域にも対応可/
介護施設向けのSEO対策でよくある質問
何記事くらい書けばよいですか
まず3記事です。地域名と施設の種類の組み合わせで2本、費用で1本を目安にしてください。そこから反応を見て、月に1本ずつ足していく形が続きます。
効果が出るまでどのくらいかかりますか
地域を絞った記事は、競合が近隣の施設だけになるため、全国で競う言葉より早く出ます。それでも数か月は見てください。1か月で判断しないことが大事です。
現場の職員でも書けますか
書けます。むしろ現場の言葉が入るほうが、家族には伝わります。ただし毎月続けられるかが分かれ目です。続かないなら外に出したほうが結果が出ます。
MEO対策とどちらを先にやるべきですか
Googleビジネスプロフィールの整備を先にしてください。地図に出る情報は、記事より先に見られます。Googleのローカル検索結果のランキングに関する公式案内でも、情報を正確かつ最新に保つことが推奨されています。整えたうえで、記事で補う順番が効率的です。
WEB集客に必須!MEO対策の基礎とGoogleマップで成果を出すポイント
求人の記事も必要ですか
採用に力を入れるなら必要です。ただし利用者向けの記事とは分けてください。読む人も使う言葉も違うため、混ぜるとどちらの効果も弱まります。
まとめ:介護のSEO対策は地域名と施設の種類から始めよう
介護施設のSEO対策で最初に決めるのは、書く本数でも記事の長さでもありません。どの検索を取るかです。地域名と施設の種類の組み合わせから始めると、読まれる記事と問い合わせになる記事が一致します。
- 地域名は市区町村まで。1記事1地域にする
- 施設の種類は、自施設が提供しているものだけを使う
- 制度や手続きの解説は、表示は増えても問い合わせにならない
- 人を採る検索は、利用者を集める検索と分けて記事にする
- まず3記事を作り、月に1本ずつ足していく
作ったあとのホームページそのものの整え方は、介護のホームページ制作の記事でまとめています。
介護のホームページ制作は義務化対応から!324件の実績と家族に刺さる作り方
\AI任せにしないSEO記事制作/
