外部サイトへのリンクを張るとき、nofollowを付けるべきか迷った経験はありませんか。押さえたいのは、dofollowと呼ばれるrel属性は存在せず、何も指定しない通常のリンクを便宜的にそう呼んでいるにすぎない点です。実務で必要な判断は、広告リンクはsponsored、ユーザー投稿はugc、内容を保証できない外部リンクはnofollow、この3つの使い分けだけです。通常の引用や参照には、何も付けなくて構いません。
1. nofollowとdofollowの違いとは?

Googleは、広告や有償掲載にはsponsored、コメントなどのユーザー生成コンテンツにはugc、その他の保証できないリンクにはnofollowを使うよう案内しています。詳しくはGoogle検索セントラル「外部リンクをGoogleに伝える」を確認してください。
nofollowとdofollowは対になる言葉のように語られますが、正確には対等な関係ではありません。片方はrel属性として実在し、もう片方は俗称にすぎないのです。ここを取り違えると、設定の話が一気にわかりにくくなります。
まずは実務で使う判断軸を3行で示します。
- 広告や対価が発生しているリンクはsponsored
- ユーザーが投稿したリンクはugc
- 内容を保証できない外部リンクはnofollow
自分で内容を確認した引用や参照には、何も付ける必要はありません。この前提を持ったうえで、それぞれの言葉が指すものを順に見ていきます。
1.1 dofollowとは何を指すのか
結論として、dofollowという名前のrel属性はHTMLに存在しません。リンクに何も指定していない、ごく普通のリンクを説明の都合上「dofollow」と呼んでいるだけです。
多くの解説記事が「dofollowを付ける」と書くため、属性の一種だと誤解されがちです。実際にはrel="dofollow"と記述しても、ブラウザや検索エンジンが特別な意味として受け取ることはありません。書いても無害なだけで、効果もないのです。
この点を最初に理解しておくと、後の設定作業で混乱しません。付けるべきは何かを指定する属性だけであり、通常のリンクは「指定しない」という状態がそのまま正解になります。dofollowは概念を説明するための便宜的な呼び名だと押さえておいてください。
1.2 nofollowとは何か
nofollowは、リンク先を推薦しないという意思表示をrel属性で明示するものです。rel="nofollow"と書くことで、そのリンクは自分が積極的に評価しているわけではないと検索エンジンに伝えます。
nofollowの性質を整理すると次のとおりです。
- rel属性で明示的に指定して初めて機能する
- リンク先を推薦しない立場を示す記述である
- 検索エンジンにはヒントとして伝わる
nofollowは「張るが、評価は渡したくない」ときの意思表示です。 相手のサイトを疑っているというより、内容の責任まで負えない場合に使う、と考えると判断しやすくなります。指定しなければ通常のリンクとして扱われる点も、あわせて覚えておくとよいでしょう。
1.3 何も付けないリンク(dofollow)はどう扱われるか
何も指定しない通常のリンクは、リンク先へ評価を渡す前提で扱われます。つまり、あなたが「このページは参照する価値がある」と推薦したものとして解釈されるのです。
だからこそ、評価を渡したくないときにだけ属性の指定が必要になります。すべてのリンクに何かを付けなければならない、という思い込みは不要です。基本は無指定のまま、例外的に渡したくない相手へnofollowなどを付ける、という順序で考えます。
この「原則は無指定、例外だけ指定」という発想は、この記事全体を通じて共通する軸になります。設定を難しく感じる方の多くは、逆に「全部に何か付けるべき」と考えてしまいがちです。まず通常リンクの扱いを起点に置くと、判断がぶれにくくなります。
リンク獲得や掲載依頼を検討する場合は、被リンク獲得代行の業務と選び方も確認しておくと判断しやすくなります。
2. sponsored・ugc・nofollowの3つの属性の使い分け

使い分けの基準は、リンクが生まれた理由にあります。対価が発生したのか、誰が張ったのか、内容を自分で確認できるのか。この3点で、どの属性を使うかがほぼ決まります。
ここでは4つの実在する値と、あえて付けない場面を順に確認します。判断に迷ったときは、後述する「付けなくてよい場面」の考え方に戻ると整理しやすくなります。
2.1 sponsoredを使う場面
sponsoredは、対価が発生しているリンクに付けます。広告や金銭・物品のやり取りが関係するリンクは、これに該当します。
具体的には次のようなリンクが対象です。
- 広告として掲載しているリンク
- 記事広告やタイアップ内のリンク
- アフィリエイトリンク
対価が絡むリンクにsponsoredを付けるのは、原則として必須の対応です。 指定を怠ると、ガイドライン違反と判断される可能性があります。ただし扱いは変わりうるため、断定は避け、最新の要件はGoogleの公式ドキュメントで確認することをおすすめします。判断に迷う広告表記は、付けておく方向で考えると安全です。
2.2 ugcを使う場面
ugcはUser Generated Contentの略で、ユーザーが投稿したリンクに用います。サイト運営者ではなく、第三者が書き込んだリンクが対象です。
コメント欄や口コミ、フォーラムの投稿に含まれるリンクが典型例になります。これらは運営者が内容を事前に確認しきれないため、自分の推薦とは切り離す意味でugcを付けます。
投稿を受け付ける機能を持つサイトでは、スパムリンクが紛れ込むケースもあります。ugcを付けておくと、そうしたリンクの評価まで自サイトが引き受けずに済みます。掲示板やレビュー機能を運用しているなら、投稿リンクへの自動付与を検討してみてください。
2.3 nofollowを使う場面
nofollowは、sponsoredにもugcにも当てはまらないものの、内容を保証できないリンクに使います。3つの中では、いわば受け皿の役割を担う値です。
たとえば、信頼度を判断しきれない外部サイトへ言及のために張るリンクが該当します。対価は発生しておらず、ユーザー投稿でもないが、全面的に推薦はできない。そうした中間的な立場のリンクにnofollowが向いています。
迷ったときは、リンク先の内容に自分が責任を持てるかを基準にすると判断しやすくなります。責任を持てるなら無指定、持てないならnofollow、という切り分けです。この視点は、次に説明する複数指定や無指定の判断にもつながります。
2.4 nofollowなど複数の属性を組み合わせる書き方
rel属性は、複数の値を同時に指定できます。1つのリンクが複数の性質を持つ場合は、半角スペースで区切って並べます。
たとえば、ユーザー投稿でありながら内容を保証できないリンクなら、次のように書きます。
```html
<a href="https://example.com" rel="ugc nofollow">リンクテキスト</a>
```
広告かつ内容を保証しないリンクであれば、rel="sponsored nofollow"のように組み合わせます。値の順序に決まりはなく、スペース区切りで併記すれば両方の意図が伝わります。無理に1つへ絞らず、当てはまる性質をそのまま並べれば十分です。
2.5 属性を付けなくてよい場面
自分で内容を確認した引用や参照には、何も付ける必要はありません。信頼できる資料を根拠として示すリンクは、むしろ無指定のままが自然です。
判断に迷いやすいのは、対価と推薦の境界が曖昧なケースです。次のような場面で悩む方が多いはずです。
- 取材先や協力先へのリンク
- 無償提供を受けた商品を紹介するリンク
- 相互リンクの依頼で張るリンク
考え方の軸は、金銭や物品などの対価が関係したかどうかです。無償提供品の紹介は対価性があると見なされやすく、sponsoredの検討対象になります。一方、純粋な取材協力で対価がなければ無指定でも構いません。迷ったら「対価の有無」と「内容を確認できたか」に立ち返って判断してください。
出典や運営者情報を含む信頼性の整え方は、E-E-A-Tで信頼性を高める方法で解説しています。
3. nofollowとdofollowはSEOにどう影響するか

属性がSEOに与える影響を理解する鍵は、評価の受け渡しという考え方にあります。リンクは検索エンジンにとって、ページ同士のつながりを示す信号だからです。
ここでは、評価が渡る仕組み、扱いが変わった経緯、付けすぎたときの影響を順に見ていきます。前提として、これらの属性は絶対的な命令ではなく、あくまで参考情報として扱われます。
3.1 dofollowリンクが評価を渡す仕組み
属性を指定していない通常のリンクは、リンク先へ評価を渡す前提で扱われます。検索エンジンは、あるページが別のページへリンクを張る行為を、一種の推薦として受け取るのです。
だからこそ、評価を渡したくないときにnofollowなどの指定が必要になります。無指定が「渡す」、指定が「渡さない意思表示」という関係です。この非対称な仕組みを理解すると、なぜdofollowという指定が不要なのかも腑に落ちます。
自サイトから質の高いページへ自然にリンクを張ることは、ページ同士の関係を検索エンジンに伝える手がかりになります。評価を出し惜しみして外部リンクをすべて塞ぐような運用は、かえって不自然に映る場合があります。
3.2 nofollowの扱いが変わった経緯
nofollowの位置づけは、2019年9月の発表で大きく変わりました。それまで明確な指示として働いていたnofollowが、ランキング用途では「ヒント」として扱われるようになったのです。
このとき同時に、sponsoredとugcの2つの値が追加されました。詳しい背景はGoogleの公式ドキュメント(2019年9月時点の発表)で確認できます。
ヒントとして扱われるとは、検索エンジンが属性を参考にしつつ、他の信号とあわせて総合的に判断するという意味です。仕様は今後も変わりうるため、重要な運用判断をする際は、その時点の公式情報を確認する姿勢が欠かせません。
3.3 属性を付けすぎることの影響
属性は多く付ければ安全になる、というものではありません。過剰な付与は、かえってサイトの評価構造をゆがめる場合があります。
注意したい運用のポイントは次の2つです。
- 信頼できる情報源へのリンクに一律でnofollowを付けない
- 内部リンクへのnofollow付与は現在では推奨されない
信頼できる情報源へのリンクは、記事の信頼性を支える要素になります。 それを機械的に塞いでしまうと、根拠を示すというせっかくの効果を弱めかねません。内部リンクへのnofollowも、以前は評価の流れを調整する手法として使われましたが、現在では意図した効果が得られにくく、あえて付ける必要はないと考えられています。リンク設計や被リンクの考え方をあわせて見直すときは、属性を付けるかどうかよりも、どのページ同士を自然につなぐかという全体の構造から考えると整理しやすくなります。まずは信頼できる情報源への外部リンクと、サイト内の主要ページへの内部リンクを分けて棚卸しし、機械的な属性付与に頼らない形で評価の流れを健全に保つことを意識してみてください。
なお、被リンクがどう評価されるのか、質の高いリンクとは何かについては被リンクの基礎をまとめた記事で解説しています。
4. rel属性の設定方法と確認方法

設定と確認は、仕組みさえわかれば難しくありません。HTMLで直接書く方法と、CMSの機能で設定する方法があり、付いているかどうかも数分で確かめられます。
ここでは、記述の書き方、CMSでの設定、そして確認手順の3つを具体的に説明します。
4.1 nofollowをHTMLで指定する書き方
HTMLで指定する場合は、aタグにrel属性を書き加えます。基本の形は次のとおりです。
```html
<a href="https://example.com" rel="nofollow">リンクテキスト</a>
```
sponsoredやugcを使うときも、rel属性の値を差し替えるだけです。広告リンクならrel="sponsored"、投稿リンクならrel="ugc"と書きます。複数の値を併記する場合は、前章のようにスペースで区切ります。
記述する位置はhref属性の前後どちらでも問題ありません。属性名のスペルミスだけは効果が失われる原因になるため、公開前に一度見直しておくと安心です。手書きでHTMLを編集する環境では、この基本形を覚えておけば大半の場面に対応できます。
4.2 WordPressなどCMSでの属性設定
WordPressをはじめとするCMSでは、HTMLを直接触らずに設定できる場合があります。管理画面の操作だけで属性を付けられるため、コードに不慣れでも扱いやすいのが利点です。
代表的な設定方法は次のとおりです。
- リンク挿入時のチェックボックスでnofollowを指定できる場合がある
- 専用プラグインで特定リンクへ一括設定できる場合がある
外部リンクをまとめて管理したいときは、プラグインでの一括設定が現実的な選択肢になります。 ただしテーマやプラグインの仕様によって、対応状況や項目名は異なります。導入しているCMSのヘルプを確認し、自分の環境でどの方法が使えるかを先に把握しておくと、設定漏れを防げます。
4.3 nofollowが付いているか確認する方法
設定後は、実際に属性が反映されているかを確認します。方法は大きく2つあり、状況に応じて使い分けられます。
- ページのHTMLソースを表示し、該当リンクのrel属性を確認する
- ブラウザの拡張機能を使い、nofollowリンクを視覚的に確認する
1つ目は、ブラウザの「ソースを表示」からrel="nofollow"などの記述を探す方法で、追加ツールが不要です。2つ目は、リンク属性を色分け表示する拡張機能を使う方法で、ページ全体のリンクを一目で把握できます。まずはソースで正確に確認し、日常的な点検には拡張機能を使う、と役割を分けると効率的です。
5. 株式会社プロパゲートのSEO記事作成とWeb制作の支援
rel属性の使い分けは理解できても、サイト全体のリンク設計やSEO運用まで一人で回すのは負担が大きいものです。ここでは、そうした悩みを外部の支援でどう軽くできるかを紹介します。
5.1 リンク設計やSEOで悩む事業者に向いている理由
内部リンクや外部リンクの設計は、正解が見えにくく後回しになりがちな領域です。属性の付け方は分かっても、サイト構造全体でどうリンクを配置するかとなると、判断に迷う方は少なくありません。
こうした状況で、記事の執筆から公開後の改善までを外部に委ねられると、本業に集中しながら発信を続けられます。専任のSEO担当者を置けない中小企業でも、構成の検討やリンク設計を相談しながら進められるため、運用継続のハードルが下がります。
自社でどこまで対応し、どこを任せるかを整理したい段階でも、株式会社プロパゲートのような一貫支援に相談すると、優先順位を立てやすくなります。手探りで悩み続ける時間を、成果につながる作業に振り向けられるのです。
5.2 サービスの特徴と支援体制
株式会社プロパゲートは、東京都渋谷区を拠点とするWeb制作・マーケティング支援会社です。個人事業主から大手企業まで幅広く対応してきた実績があります。
主な支援内容は次のとおりです。
- SEO記事作成代行
- 月額制のサブスクWeb制作
- AIを活用した毎月のサイト改善支援
これらを個別ではなく一貫して任せられる点が特徴です。記事を作るだけで終わらず、公開後の改善まで含めて継続的に伴走するため、書きっぱなしで放置される事態を避けられます。制作と運用が分断されがちな体制に課題を感じている事業者にとって、窓口を一本化できる意味は小さくありません。
5.3 相談を検討する際の補足
外部への相談は、返答が遅いと検討が止まってしまいがちです。その点、相談への対応体制が整っていれば、着手までの待ち時間を気にせず進められます。
株式会社プロパゲートは、相談に対して1営業日以内で対応する体制を掲げています。まず現状の課題を伝えるところから始められるため、いきなり大きな契約を判断する必要はありません。リンク設計やSEO記事の運用に不安がある段階でも、方向性を相談する入口として株式会社プロパゲートを活用できます。何から手を付けるか迷っている方こそ、早めに整理の機会を持つと動き出しやすくなります。
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6. nofollowとdofollowに関するよくある質問

ここでは、本文で触れきれなかった疑問や、検索されやすい質問に答えます。判断に迷いやすいポイントを、実務目線で整理しました。
6.1 外部リンクにはすべてnofollowを付けるべきですか?
一律で付ける必要はありません。結論として、外部リンクへの機械的なnofollow付与は推奨されない対応です。
理由は、信頼できる情報源へのリンクが記事の信頼性を支える要素になるためです。根拠として示す良質なリンクまで塞ぐと、せっかくの効果が弱まります。付ける基準は次のように整理できます。
- 対価が発生したリンクにはsponsoredを付ける
- ユーザー投稿にはugcを付ける
- 内容を保証できないリンクにnofollowを付ける
自分で確認した参照は無指定で構いません。全部に付けるのではなく、性質に応じて選ぶのが正しい姿勢です。
6.2 nofollowを付け忘れるとペナルティになりますか?
通常のリンクで付け忘れても、ただちにペナルティになるわけではありません。これらの属性はランキング用途ではヒントとして扱われ、絶対的な命令ではないためです。
ただし例外があります。広告やアフィリエイトなど対価が発生したリンクは、sponsoredの指定が求められ、怠るとガイドライン上の問題と判断される可能性があります。この扱いは変わりうるため、対価が絡むリンクについては、その時点の公式情報を確認しておくと安心です。過度に不安になる必要はありませんが、対価リンクだけは慎重に扱ってください。
6.3 サイト内部のリンクにも属性の指定は必要ですか?
基本的に、内部リンクへのnofollow付与は不要です。現在では推奨されない運用とされており、あえて付ける場面はほとんどありません。
以前は評価の流れを内部で調整する手法として使われましたが、意図した効果は得られにくくなっています。内部リンクは、サイト内のページ同士のつながりを検索エンジンに伝える役割を担うため、通常は無指定のままが自然です。属性の指定を考えるのは外部リンクが中心で、内部リンクはサイト構造そのものを整える方に力を注ぐとよいでしょう。
7. まとめ:nofollowとdofollowの違いを押さえてリンクを正しく設定しよう
nofollowとdofollowの違いは、片方が実在するrel属性で、もう片方が無指定リンクの俗称にすぎない点にあります。判断の軸は、そのリンクがどう生まれたかです。対価があるか、誰が張ったか、内容を確認できるかで、付ける属性が決まります。
具体的には、広告など対価が絡むリンクにはsponsored、ユーザー投稿にはugc、内容を保証できない外部リンクにはnofollowを使い、自分で確認した引用や参照には何も付けません。属性はヒントとして扱われるため、信頼できる情報源へ一律にnofollowを付けたり、内部リンクへ機械的に付けたりする運用は避けてください。
まずは自サイトの外部リンクを見直し、対価リンクにsponsoredが付いているかだけでも確認してみてください。リンク設計やSEO記事の運用まで含めて体制を整えたい場合は、外部の支援を活用しながら、無理なく発信を続けられる仕組みを作っていきましょう。
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