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製造業向けホームページの作り方公開!技術力が伝わる構成と鉄板の型

更新日:2026年10月22日著者:林 実来23分で読めます
製造業向けホームページの作り方公開!技術力が伝わる構成と鉄板の型のアイキャッチ画像

技術や設備に強みがあるのに、ホームページでは対応範囲が伝わらず、引き合いにつながらない製造業は少なくありません。

会社案内ではなく、発注担当者が加工可否を判断できるページが必要です。

当社が制作した製造業ホームページ222件の実例と、支援先1,825件の実測(ページのタイトル100%・説明文99.4%に対し、共有時の画像は11.9%)をもとに、見る人の決め方から製品ページ、公開前の設定、運用までを解説します。

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製造業のホームページ制作を見る

製造業のホームページを見るのは3種類の人

ホームページの作り方を調べる前に、誰が見に来るのかを整理します。製造業のホームページを訪れる人は、大きく3種類に分かれます。見る目的が違うため、同じページを見ても判断していることが違います。

見る人主に見るページ確認したいこと
発注担当者・設計者技術・設備、加工事例自社の図面に対応できる加工先か
求職者とその家族仕事内容、働く人、募集要項応募後も働き続けられそうか
既存の取引先製品情報、会社概要仕様や連絡先が最新か

3者のうち誰を優先するかで、トップページに置く内容が変わります。まずはそれぞれが何を判断しているかを押さえます。

発注担当者は対応できるかだけを確認している

発注担当者がホームページを見る時間は短く、確認しているのは「自社の図面に対応できるか」の一点です。

対応できるかが分からなければ、調べ続けるより次の候補に移ったほうが早いためです。加工先の選定は複数社を並べて進めるので、1社に時間をかける理由がありません。

実際に見られているのは次の情報です。

確認する項目判断に使う情報
加工の種類対応できる加工方法の一覧
材料対応材料と、扱っていない材料
精度公差の数値
数量最小ロットと最大ロット
納期図面受領から出荷までの日数

沿革や代表挨拶を読むのは、この確認が済んだ後です。順番を逆にすると、判断材料に届く前に離脱します。トップページから1クリックで対応範囲に届く構成にしておくことが、最初の条件になります。

求職者は親と一緒に見ることがある

製造業の求人では、応募者本人だけでなく家族がホームページを見ることがあります。

就職先として安定しているか、どんな環境で働くのかを家族が確認するためです。特に新卒や未経験の採用では、本人が応募を迷う段階で家族に相談します。

そのため求人ページには、待遇だけでなく次の情報を置きます。

  • 工場内の様子が分かる写真
  • 働いている人の年齢層と人数
  • 1日の流れと勤務時間
  • 社会保険や休日の条件

写真が1枚もない求人ページは、働く場所が想像できないため判断材料になりません。設備の全景と、人が作業している写真を各1枚入れるだけでも印象が変わります。

最初に見せる相手を1つだけ決める

トップページの最初の画面で見せる内容は、3種類のうち1つに寄せます。

3者を同じ強さで並べると、どの相手にも届かないページになるためです。発注担当者が知りたいことと求職者が知りたいことは重なりません。両方を並べると、どちらも自分向けのページだと感じません。

決め方は目的で分かれます。

優先することトップページの最初に出すものもう一方の扱い
受注を増やす何を作っている会社か、対応できる加工採用は独立したページを用意し、導線で分ける
人を採る働く人と仕事の内容受注側は技術・設備のページへ送る

どちらも必要な場合でも、同じ画面で競わせません。トップページは片方に寄せ、もう一方は独立したページに分けて導線を用意すると、両方を取りこぼさずに済みます。

製造業のホームページは会社案内中心だと問い合わせが増えない

見せる相手が決まったら、今のホームページの構成が合っているかを確認します。製造業のホームページで多いのは、会社案内をそのままWebにした構成です。

会社案内型と製品・技術型の違い

会社案内型と製品・技術型のページ構成の対比

2つの構成を並べると、載せる順番が入れ替わっていることが分かります。

会社案内型製品・技術型
代表挨拶対応できる加工
会社沿革保有設備と加工範囲
事業内容加工事例
設備紹介会社概要
お問い合わせお問い合わせ

会社案内型は、信頼を確認してもらう構成です。製品・技術型は、対応できるかを確認してもらう構成です。

発注担当者の検討順にページを並べ替える

既存のページを消す必要はなく、トップページから最初に送る先を変えるだけで読まれ方が変わります。

発注担当者は対応可否を確認してから会社の信頼性を見るため、この順番に情報が並んでいれば足りるからです。会社案内のページ自体は、確認が済んだ後に読まれます。

具体的には次の入れ替えです。

変更前変更後
トップページから代表挨拶へ送るトップページから対応できる加工のページへ送る
設備紹介を会社案内の下層に置く設備紹介を1階層上げて独立させる
加工事例を会社案内の最後に置く加工事例を技術ページの直後に置く

作り直すのはリンクの行き先と階層だけで、ページそのものは流用できます。既存ホームページの改善から始める場合、ここが最も費用をかけずに着手できる箇所です。

製造業の製品・技術ページは1製品1ページで作る

構成の方針が決まったら、中心になる製品・技術ページを作ります。ここが製造業のホームページで最も見られる場所です。

加工や製品ごとにページを分ける

扱う加工が5種類あるなら、5ページに分けます。

1つのページに全てをまとめると、どの検索キーワードにも合わないページになるためです。検索する人は「ステンレス 溶接 小ロット」のように具体的な条件で探すので、条件ごとに着地先が必要になります。

分けたときの違いは次のとおりです。

構成起きること
1ページに全加工をまとめるどの検索キーワードでも中途半端に合い、上位に入りにくい
加工ごとにページを分ける加工名で探している人の受け皿ができる

分ける基準は、問い合わせの入口になるかどうかです。社内の工程区分ではなく、顧客が検索するときの言葉で分けます。工程として別でも、顧客が同じ言葉で探すなら1ページにまとめます。

1ページに書く項目をそろえる

ページごとに書く内容が違うと、比較しにくくなります。次の7項目をテンプレートにして、全ページで同じ順に並べます。

  • 加工名と加工方法
  • 対応できる材料
  • 対応できる寸法
  • 公差と精度
  • 対応ロット(最小と最大)
  • 納期の目安
  • 加工品の写真

7項目のうち、発注担当者が最初に照合するのは材料と公差です。この2つを冒頭に置き、残りを下に並べると確認が早く済みます。項目名と並び順は全ページで共通にしておくと、複数ページを見比べる読者が迷いません。

技術力は形容詞ではなく数字と条件で書く

「高品質」「高精度」という言葉は、ほとんどの同業ホームページに書かれています。読んだ側の判断材料にならないため、数字と条件に置き換えます。

伝わりにくい書き方判断材料になる書き方
高精度な加工が可能公差±0.01mmまで対応
小ロットから対応1個から対応、最小ロットの制限なし
短納期に対応図面受領から最短3日で出荷
幅広い材料に対応ステンレス、アルミ、真鍮、樹脂に対応

数字を出しにくい項目は、条件で場合分けします。「納期は材料によって変わります」で止めるのではなく、「在庫がある材料は3日、手配が必要な場合は10日」と書くと、読んだ側が自分の案件に当てはめられます。

保有設備は型番まで載せます。同業の発注担当者は型番で能力を判断できるため、一覧表にしておくと問い合わせ前の確認が済みます。

対応できないことも書く

対応範囲を書くときは、対応できないものも併記します。

合わない問い合わせに対応する時間を減らせるためです。問い合わせの総数は減りますが、見積もりを出せる案件の割合が上がります。

書き方の例を挙げます。

  • 量産には対応していない(最大ロット500個まで)
  • 板厚20mm以上の切削は対応外
  • 樹脂加工は受けていない
  • 図面がない状態からの設計は対応していない

書くのは、過去に断った案件の種類です。実際に断った経験がある条件を並べると、読んだ側も自分の案件が当てはまるか判断できます。

製造業の問い合わせにつながる掲載情報

製品・技術ページができたら、残りの情報をそろえます。発注担当者が対応可否の次に確認するのは、実際に作った実績と、取引した会社の評価です。

取引先名を出せないときの実績の見せ方

取引先名を出せない場合は、業界名と加工内容までにとどめます。

守秘義務があっても、業界と加工の組み合わせが分かれば、読んだ側は自社の案件に当てはめて読めるからです。社名そのものが判断材料になるわけではありません。

書き方の例です。

出せない情報代わりに書く内容
取引先の社名自動車部品メーカー向け、医療機器メーカー向け
製品の用途治具、金型部品、筐体
図面の詳細材料、寸法の範囲、公差

写真は、図面や刻印が特定できない角度で撮ります。公開範囲を取引先に確認する手順を社内で決めておくと、事例を増やすたびに判断を迷わずに済みます。

お客様の声に書いてもらう3項目

取引先の声を載せる場合、書いてもらう内容を決めておくと判断材料になります。当社がSEOを支援しているホームページのうち、お客様の声や事例を掲載している163ページを調べたところ、書かれている内容には偏りがありました。

書かれていた内容割合
導入前の課題82.2%
その会社を選んだ理由80.4%
導入後に変わったこと90.8%
3つすべてが揃っている65.6%
3つともない1.2%

出典:当社がSEOを支援しているホームページの声・事例ページ163件の実測(2026年9月30日集計)。

3つすべてが揃っているのは65.6%で、3分の1は一部が欠けています。依頼前の担当者が知りたいのは「自社と似た課題を解決したか」なので、課題と変化の両方が書かれていないと判断に使えません。声をもらうときに、この3点を質問の形で渡しておくと揃います。

口コミと特典の案内を近くに置くと、特典と引き換えに書いてもらったように読めます。離して配置し、個人の感想である旨を添えると誤解されません。

問い合わせフォームは図面を添付できる形にする

問い合わせフォームには、ファイル添付の項目を必ず用意します。

製造業の問い合わせは図面を見せないと話が進まないためです。添付できないフォームだと、担当者はメールに切り替えるか、問い合わせ自体をやめます。

用意する項目は次のとおりです。

  • ファイル添付(複数可)
  • 受け付ける形式の明記(PDF、DXF、STEP、IGESなど)
  • 1ファイルあたりの容量の上限
  • 数量と希望納期の入力欄
  • 図面がない場合の相談も可という一文

形式と容量を書いておくと、送信の失敗が減ります。容量の上限を超えて送れなかった場合、担当者は再送せずに離脱することがあります。

ホームページ公開前に確認する5つの設定

内容がそろったら、公開前に設定を確認します。見た目には現れないため見落とされやすい一方、どれも1回の作業で終わります。

ホームページ共有時に表示される画像を設定する

URLをチャットやメールで送ったとき、相手の画面に出る画像の設定です。製造業では、担当者が社内の決裁者にURLを共有する場面が多いため、ここが空白だと印象が変わります。

当社がSEOを支援しているホームページ1,825件を調べたところ、設定の状況は次のとおりでした。

項目実測
ページのタイトル100%
ページの説明文99.4%
共有したときに出る画像11.9%

出典:当社がSEOを支援しているホームページ1,825件の実測(2026年10月22日集計。トップページを対象)。

抜けやすいのは共有したときに出る画像です。制作時に1枚指定するだけの作業なので、依頼時に確認しておくと取りこぼしがありません。

製造業ホームページのトップページは画像18枚前後が目安

写真を増やすと伝わりやすくなりますが、増やしすぎると表示が遅くなります。当社がSEOを支援しているホームページ1,942件では、トップページの画像枚数は次の分布でした。

項目枚数
中央値18枚
平均29.1枚
最大395枚

出典:当社がSEOを支援しているホームページ1,942件の実測(2026年9月15日集計)。

中央値の18枚前後が目安になります。最大の395枚まで増えると読み込みに時間がかかり、見る前に離脱されます。

検索結果に会社情報を正しく表示する

検索結果に会社名や所在地を正しく出すための設定(構造化データ)を入れます。

検索エンジンに対して、ページに書かれている情報が何であるかを明示できるためです。会社名、所在地、電話番号を機械が読み取れる形で渡せます。

当社がSEOを支援しているホームページ1,944件では、実装の状況は次のとおりでした。

項目実測
設置している951件(48.9%)
設置しているホームページのブロック数中央値1つ

出典:当社がSEOを支援しているホームページ1,944件の実測(2026年9月18日集計)。

設置しているのはおよそ半数です。入れておくと差がつきます。制作会社に依頼する場合は、対応に含まれるかを見積もりの段階で確認します。

スマートフォンで表や写真の表示を確認する

公開前に、スマートフォンで表や写真が横にはみ出さないかを確認します。

発注担当者は移動中や現場でホームページを見ることがあり、設備の一覧表は横に長くなりやすいためです。はみ出すと、確認したい数値が読めません。

確認する箇所は次の4つです。

  • 設備の一覧表(列数が多いと崩れやすい)
  • 公差や寸法を載せた表
  • 加工品の写真(縦長の写真が画面を占有しないか)
  • 問い合わせフォームの入力欄

表は3列以内に収めると、ほとんどの端末で崩れません。列が増える場合は、項目を縦に並べる形に組み替えます。

ホームページ公開前の5項目を確認する

公開の直前に、設定が入っているかを一度に確認します。

どれも後から追加できますが、公開してから気づくと、その間に見た人には反映されないためです。

  • 共有時に表示される画像を1枚設定した
  • トップページの画像枚数が20枚前後に収まっている
  • 検索結果での見せ方の設定を入れた
  • スマートフォンで表や写真が横にはみ出さない
  • 問い合わせフォームで図面を添付できる

5項目のうち、制作会社に依頼していれば4つは対応範囲に含まれることが多いです。見積もりの段階で含まれるかを確認し、含まれない項目だけ自社で確認します。

ホームページ公開後に問い合わせを増やす運用

公開は途中地点です。公開した時点では、検索から人は来ません。来る状態にするまでの流れを把握しておくと、途中でやめずに続けられます。

検索表示後に順位が落ち着くまでの時間

検索結果への初表示から平均順位が落ち着くまでの推移

当社が自社メディアの記事289本で、検索結果に初めて出てから順位がどう動くかを調べました。

初表示からの経過平均順位
〜30日20.4位
31〜60日12.6位
61〜90日8.7位

10位以内に入るまでの期間は中央値14日で、90日以内に90.3%が到達しました。公開直後に順位が低いのは通常の状態です。

出典:当社の自社メディア記事289本の実測(2026年10月7日集計)。検索結果に初めて表示された日を起点にしています。

製造業ホームページが検索結果に出ないケースは少ない

「インデックスされない」という状態は、実際にはほとんど起きません。

当社が自社メディアの公開記事963本を調べたところ、958本が検索結果に出ていたためです。

項目実測
検索結果に出ていた958本(99.5%)
クロールの記録があった98.4%

出典:当社の自社メディア公開記事963本の実測(2026年10月11日集計)。

出ていないのではなく、順位が低くて見つからない状態がほとんどです。確認する順番は、インデックスの有無より先に「狙った語で何位にいるか」です。Search Consoleで検索キーワードごとの順位を見ると、実際の状態が分かります。

公開後は加工事例を1件ずつ追加する

公開後に増やすページとして、加工事例が最も続けやすいです。

案件が終わるたびに1件追加する形なら、新しくネタを考える必要がないためです。扱う加工の幅が、仕事をするだけで自然に増えていきます。

1件あたりに必要な作業は次のとおりです。

  • 加工品の写真を2〜3枚撮る
  • 業界名、加工内容、材料、寸法を記録する
  • 既存のテンプレートに流し込む

写真を撮る習慣があれば、1件あたり30分程度で終わります。事例は検索からも読まれます。検索で上位に入るための記事やキーワードの考え方は、製造業向けSEO対策を整理した記事で解説しています。

製造業向けSEO対策の進め方

ページタイトルに検索キーワードを詰め込む必要はない

ページのタイトルに検索されそうな語を並べる必要はありません。

タイトルに入っていない語でも検索結果に表示されるためです。当社が運営するオウンドメディアの検索実績を調べたところ、検索キーワードをタイトルの文字だけで作れるページは6.1%しかありませんでした。残りの9割以上は、タイトルに無い語で表示されています。

出典:当社が運営するオウンドメディアの実測(2026年10月11日集計)。

タイトルは次の形にします。

避ける書き方推奨する書き方
ステンレス 溶接 小ロット 短納期 精密加工ステンレスの小ロット溶接|1個から対応、最短3日で出荷

本文に書いてあれば拾われるため、タイトルは自然な日本語で、何のページかが分かる形にします。語を並べたタイトルは、検索結果で読みにくく、クリックされにくくなります。

ホームページ制作後の運用体制も決めておく

公開後の更新を社内だけで抱えると、繁忙期に止まります。

更新は締め切りのない作業で、受注や納品より優先度が下がるためです。止まったまま数年経つと、情報が古いホームページとして見られます。

止まりやすい作業は次のとおりです。

  • 加工事例の追加
  • 設備が増えたときの一覧の更新
  • 会社概要の従業員数や取引先業界の更新
  • 問い合わせフォームの不具合対応

更新まで含めて依頼できる体制かどうかは、契約前に確認します。製造業向けの料金と対応範囲は、製造業のホームページ制作のページで公開しています。

製造業のホームページ制作

製造業向けに制作したホームページの例

ここまでの設計が実際のホームページでどう形になっているかを紹介します。当社が制作した製造業向けのホームページは222件です。業種ごとに、どんな意図でその構成にしたかを添えています。

精密加工会社の例

精密加工会社のホームページ制作例

対応範囲の広さではなく、ニッチな領域に絞って打ち出す構成です。

量産を扱う大手と同じ見せ方をすると比較で埋もれるため、得意な領域を先に示して合う案件を集める設計にしました。

  • トップページで「ニッチだから応えられる」という立ち位置を明示する
  • 事業内容から部品加工・製品一覧へ進む導線を1本にする
  • 対応材料と納期を本文に記載する
  • 自社の数字を「現在地」としてまとめたセクションを置く

対応できる範囲を広く見せるより、絞って見せたほうが問い合わせの質が上がります。この事例では、扱う領域を先に示すことで、合わない案件の問い合わせを減らしています。

展示什器・空間演出会社の例

展示什器・空間演出会社のホームページ制作例

完成物の写真を主役にした構成です。

製作物の見た目そのものが判断材料になる業種のため、数値より写真を先に見せています。

  • 完成物の写真を大きく、点数を多く配置する
  • 背景と光の条件をそろえて並べる
  • 用途や設置場所を写真ごとに添える

同じ条件で写真を並べると、1点ずつ別の日に撮った写真より製作物の違いが伝わります。

工具メーカーの例

工具メーカーのホームページ制作例

製品と保有設備、対応範囲を一覧で示し、PCとスマートフォンの両方で崩れないように組んだ例です。

発注担当者が移動中に設備を確認する場面があり、表が横にはみ出すと数値が読めなくなるためです。

  • 設備の型番と台数を一覧にする
  • 表の列数を絞り、スマートフォンでも収まる形にする
  • 対応範囲を数値で記載する

表の列を3つまでに抑えることで、端末を問わず同じ判断材料を読める状態にしています。

料金に含まれる範囲と、公開後の更新をどこまで任せられるかは、製造業のホームページ制作のページにまとめています。

\制作費0円・月額9,800円から/

料金と対応範囲を確認する

製造業向けホームページ制作の費用と進め方

作るものが決まったら、作り方と費用を検討します。製造業では技術情報の社内確認に時間がかかるため、素材の準備から逆算して進めます。

製造業向けホームページを作る3つの方法

制作方法は、自社制作・フリーランス・制作会社の3つから、更新体制と相談範囲で選びます。

費用だけで決めると公開後の更新が止まりやすいため、社内担当者の有無まで確認する必要があります。それぞれの違いを次の表にまとめました。

方法向いている場合注意点
自社で作る更新できる担当者が社内にいる技術ページの設計まで自力で行う必要がある
フリーランスに依頼する予算を抑えたい、作る範囲が決まっている公開後の更新が属人的になりやすい
制作会社に依頼する構成から相談したい、公開後も任せたい対応範囲と更新費用を契約前に確認する

先に引き合いが必要な場合は、検索から人が来るまでの数か月を広告で埋める方法もあります。費用感と進め方は、製造業のリスティング広告の記事にまとめています。

製造業のリスティング広告

製造業向けホームページ公開までの6ステップ

ホームページ制作は、見せる相手を決めてから素材をそろえる順番で進めます。

先にデザインへ進むと、技術情報の確認で手戻りが起きやすいためです。公開までの流れは次の6ステップです。

  1. 目的と見せる相手を決める
  2. 載せるページを決める
  3. 素材をそろえる
  4. 構成とデザインを確認する
  5. 制作して内容を確認する
  6. 公開前の設定を確認して公開する

このうち時間がかかるのは3の素材準備です。技術情報は現場に確認しないと埋まらないため、ここを先に始めます。

ホームページ制作前にそろえる素材

制作前に、設備・対応範囲・加工事例の素材をそろえておきます。

技術情報は現場への確認が必要で、制作開始後に集めると進行が止まりやすいためです。準備する素材は次のとおりです。

  • 保有設備の一覧(型番、台数、加工範囲)
  • 対応材料と対応できない材料
  • 公差や精度の数値と、根拠になる検査方法
  • 加工事例(業界名と加工内容、写真)
  • 会社概要の数字(設立年、従業員数、資本金)
  • 写真(設備の全景、加工中の手元、完成品、働く人)

加工事例の公開範囲は、取引先の確認が必要かどうかを社内で先に決めておくと手戻りがありません。

製造業のホームページ制作でよくある質問

製造業のホームページは何ページくらい必要ですか

引き合いを取る目的なら、トップページ、技術・設備、加工事例、会社概要、問い合わせの5ページが最小構成です。扱う加工が複数ある場合は、技術・設備を加工ごとに分けます。ページを分けると、発注担当者が対応可否を判断しやすく、加工名で検索した人の受け皿にもなります。まず5ページを公開し、問い合わせの多い加工から個別ページを追加してください。

取引先名を出せない場合、実績はどう見せればよいですか

取引先名を出せない場合は、業界名と加工内容までにとどめて実績を示します。「医療機器メーカー向け、アルミ部品の精密切削」のように書けば、守秘義務を守りながら対応経験を伝えられます。材料、寸法、公差、数量、納期も公開できる範囲で添えると、発注担当者が自社案件へ置き換えて判断できます。公開前には、取引先との契約や許可範囲を必ず確認してください。

公開してからどのくらいで問い合わせが来ますか

検索から安定した問い合わせが入るまでには、数か月かかることがあります。当社の実測では、記事が10位以内に入るまでの中央値は14日で、90日以内に90.3%が到達しました。ただし、順位が上がっても加工条件や問い合わせ導線が不足していると相談にはつながりません。公開直後は名刺や既存取引先への案内も行いながら、検索表示と問い合わせ内容を毎月確認してください。

写真は自分で撮っても大丈夫ですか

設備や加工中の写真は、スマートフォンで撮影しても使えます。水平を合わせ、不要物を片付け、同じ明るさで撮るとページ全体が整います。完成品は背景や光の条件で精度の伝わり方が変わるため、点数が多い場合はプロへ依頼する方法も有効です。まず必要な写真一覧を作り、自社撮影と外部撮影を分けてください。

英語のページは必要ですか

海外からの引き合いを狙う場合は、英語ページを用意します。国内向けが中心なら、日本語で対応範囲や加工条件を整えることが先です。内容が不足した日本語ページをそのまま翻訳しても、海外の担当者は発注可否を判断できません。日本語ページで問い合わせが生まれる構成を作ってから、主要な技術ページを英訳してください。

おしゃれなデザインにする必要はありますか

派手でおしゃれなデザインにする必要はありません。発注担当者が重視するのは、加工条件、設備、公差、納期などから対応可否を判断できることです。ただし、必要な情報が探しにくいホームページは、技術力があっても離脱されます。加工ごとにページを分け、数値と写真を見やすく整理することを優先してください。

制作会社は製造業に詳しいところを選ぶべきですか

製造業の制作実績がある会社を選ぶと、技術情報を整理する手間を減らせます。公差、材料、設備、ロット、納期をどのようにページへ落とし込むかを提案できるか確認してください。公開後に加工事例を追加できる更新体制と費用も重要です。候補会社には実績だけでなく、構成案と運用方法まで質問して比較してください。

まとめ:製造業のホームページは見る人を1つ決めてから作る

問い合わせが増えないとき、原因はデザインより前の段階にあります。

  • 見せる相手を発注担当者、求職者、既存取引先のどれか1つに寄せる
  • 会社案内型ではなく、対応できる加工から見せる構成にする
  • 製品・技術ページは1製品1ページで、7項目をそろえる
  • 技術力は形容詞ではなく、公差や納期の数字で書く
  • 公開前に、共有画像、画像枚数、検索結果の設定を確認する
  • 公開後は加工事例を1件ずつ足していく

まず手元で決められるのは、見せる相手です。ここが決まると、載せるページも写真の種類も決まります。

決めた内容をもとに、どんなページ構成になるかを形にして見たい場合は、ホームページ案の無料作成を利用できます。加工の種類と対応範囲を伺い、1営業日以内に御社専用の案をお送りします。構成を見てから依頼するかを判断していただけます。

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