
ホームページはあるのに問い合わせが紹介経由に偏り、Webから選ばれないと悩む工務店は少なくありません。
施主が確認する施工エリア、価格の手がかり、任せられる人と実績を、判断する順番に並べることが重要です。
当社が制作した工務店向けホームページ240件と、2026年6〜9月の支援サイト1,298件・表示451万回を確認したところ、検索1位台のクリック率は22.24%でした。施工事例の作り方から公開後の運用まで解説します。
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工務店のホームページを見る施主が確認していること

施主は複数の工務店を並べて検討します。ホームページを開いてから数十秒で、候補に残すかどうかを決めています。確認しているのは次の3点です。
| 確認すること | 見るページ | 書かれていないと起きること |
|---|---|---|
| 施工エリアに入っているか | 対応エリア、会社概要 | 対象外かもしれないと思われ離脱する |
| 自分の予算で建てられるか | 価格、施工事例 | 高そうだと判断され問い合わせに至らない |
| 任せられる会社か | 施工事例、代表紹介、お客様の声 | 比較の候補に残らない |
3つは順番が決まっています。エリアが合わなければ予算の話に進まず、予算が合わなければ事例を見てもらえません。ホームページの構成も、この順に確認できる並びにします。
施工エリアは最初に確認される
施主がホームページで最初に確認するのは、自分の土地が対応エリアに入っているかです。
家は建てる場所が決まっているため、エリアが合わなければ他の情報を読む意味がないからです。
エリアが書かれていない場合、施主は次の行動を取ります。
| 施主の状態 | 取る行動 |
|---|---|
| エリアが明記されている | 入っていれば次のページへ進む |
| 「県内全域」など曖昧 | 自分の地名が入るか判断できず離脱する |
| 記載がない | 問い合わせる前に候補から外す |
問い合わせて「対応していません」と言われる手間を避けたいためです。市区町村名で列挙し、トップページから1クリックで届く位置に置くことが最初の条件になります。
価格の手がかりがないと問い合わせに進まない
価格の手がかりがないホームページは、問い合わせの前に候補から外れます。
施主は予算が決まっており、その範囲で建てられるかを先に判断するためです。判断できないときに取る行動は、問い合わせではなく離脱です。
工務店の価格は仕様で変わるため、総額を出しにくいのは事実です。ただし手がかりは示せます。
- 坪単価のレンジ
- 過去の価格帯の分布
- 標準仕様での総額例
- 価格に含まれる範囲
「お問い合わせください」だけでは、問い合わせる理由が生まれません。具体的な示し方は「価格と施工エリアの示し方」で扱います。
任せられるかは事例と人で判断される
エリアと予算の確認が済むと、最後に見るのが「この会社に任せられるか」です。
家づくりは着工から引き渡しまで数か月から1年かかり、その間ずっと担当者とやり取りが続くためです。価格や仕様が同じなら、人で選びます。
見られているのは次の2つです。
| 見るもの | 判断していること |
|---|---|
| 施工事例 | 自分の希望に近い家を建てているか |
| 代表と現場監督 | 相談しやすい相手か、考え方が合うか |
会社名と施工事例だけが並び、人が出てこないホームページは、任せる相手が想像できません。事例と人の両方がそろって初めて、問い合わせの判断ができます。
問い合わせが来ないホームページに共通する3つの状態
施主の確認順が分かると、問い合わせが来ないホームページに共通する状態が見えてきます。
施工事例が少ないか古い
施工事例は施主が最も時間をかけて見るページで、件数と新しさの両方が見られます。
件数が少ないと実績を判断できず、最新が数年前だと今も建てているのか分からないためです。
状態ごとに施主の受け取り方が変わります。
| 事例の状態 | 施主の受け取り方 |
|---|---|
| 5棟以上あり、直近1年の事例が含まれる | 判断材料として足りる |
| 件数はあるが最新が3年前 | 今は建てていないのではと疑う |
| 2〜3棟のみ | 実績が少ないと判断される |
月に1棟でも追加していれば、更新が続いていることが伝わります。件数を一度に増やすより、追加が止まらない形を作るほうが効きます。
価格の手がかりがない
坪単価も価格帯も書かれていないホームページは、施主が自分の予算と照らせません。
予算が合わない相手に問い合わせても時間の無駄になるため、施主は先に判断しようとするからです。
書かれていない場合に起きることは次のとおりです。
- 自分の予算で建てられるか分からず離脱する
- 高いのではないかと推測して候補から外す
- 価格を出している他社を先に検討する
「お問い合わせください」だけでは、問い合わせる理由が生まれません。総額が出せない場合でも、坪単価のレンジか過去の価格帯を示せば判断材料になります。
誰が建てるのか分からない
会社名と施工事例だけが並び、人が出てこないホームページは、任せる相手が想像できません。
家づくりは期間が長く、要望のやり取りが続くため、担当者との相性が判断に影響するからです。
載っていないと施主が判断できない情報は次のとおりです。
| 不足している情報 | 施主が判断できないこと |
|---|---|
| 代表の顔と考え方 | 価値観が合うか |
| 現場監督の顔 | 相談しやすい相手か |
| 職人の人数 | 施工体制があるか |
現状のホームページで改善点を探す手順は、ホームページ改善の記事にまとめています。
工務店の施工事例ページの作り方
工務店のホームページで最も重要なのが施工事例です。ここの作り方で問い合わせの数が変わります。
1棟1ページで作る
施工事例は1棟ごとにページを分けます。
複数をまとめると1棟あたりの情報が薄くなり、仕様や間取りの説明を十分に書けないためです。
分けたときの違いは次のとおりです。
| 構成 | 起きること |
|---|---|
| 1ページに複数棟をまとめる | 写真だけが並び、条件で探している人に合わない |
| 1棟1ページで分ける | 「平屋」「二世帯」「狭小地」ごとに受け皿ができる |
施主は「平屋」「二世帯」「狭小地」のように条件で探します。条件ごとに着地先があると、自分の希望に近い事例から読み始められます。
載せる項目をそろえる
事例ごとに書く内容が違うと比較しにくくなります。次の項目をテンプレートにして、全事例で同じ順に並べます。
- 延床面積
- 間取り(LDKと部屋数)
- 工期
- 価格帯
- 施工場所(市区町村まで)
- 家族構成
- 施主の要望と、それにどう応えたか
価格帯は「2,000万円台」のような帯で示せば、仕様による差を含めて書けます。
写真は着工前、施工中、完成の3点をそろえる
1棟につき着工前、施工中、完成の3点をそろえます。
完成写真だけでは、どんな工事をしたのかが伝わらないためです。リノベーションでは特に、元の状態が分からないと変化が伝わりません。
3点の役割は次のとおりです。
| 写真 | 伝わること |
|---|---|
| 着工前 | 元の状態、工事の規模 |
| 施工中 | 工法、現場の管理状態 |
| 完成 | 仕上がりと暮らしのイメージ |
着工前の写真は工事が始まると撮れないため、現場に入る前に撮る習慣を決めておきます。
写真の枚数には目安があります。当社が制作を支援した納品サイト1,942サイトでは、トップページの画像枚数は中央値18枚、平均29.1枚でした。最大は395枚です。
出典:当社が制作を支援した納品サイト1,942サイトの実測(2026年9月15日集計)。
トップページは20枚前後、事例の個別ページは1棟あたり8〜15枚が目安です。枚数が増えると読み込みに時間がかかり、見る前に離脱されます。
暮らしの提案として書く
仕様の列挙ではなく、要望と設計の対応を書きます。
施主が知りたいのは建材の名前ではなく、自分の暮らしがどう変わるかだからです。仕様だけでは自分の生活を重ねられません。
書き方の違いを並べます。
| 仕様の列挙 | 暮らしの提案 |
|---|---|
| 対面キッチン、吹き抜け | 料理中も子どもの様子が見えるよう対面キッチンにした |
| 回遊動線 | 洗濯物を干すまでの移動を減らすため、洗面から物干しまでを一直線にした |
| 高断熱仕様 | 冬の朝に廊下が寒くないよう、断熱の等級を上げた |
施主の言葉をそのまま載せると、同じ悩みを持つ人に届きます。引き渡し時に「どこが決め手だったか」を聞いて記録しておくと、次の事例に使えます。
工務店ホームページで価格と施工エリアを示す方法
施主の確認順では、エリアと予算が事例より前に来ます。ここを済ませられるページを用意します。
価格を出せないときの示し方

総額を出せない場合でも、手がかりは示せます。
| 示し方 | 書き方の例 |
|---|---|
| 坪単価のレンジ | 坪65万円〜85万円(仕様により変動) |
| 過去の価格帯の分布 | 直近20棟のうち、2,000万円台が12棟、3,000万円台が6棟 |
| 標準仕様の総額例 | 延床32坪・4LDKの標準仕様で2,480万円 |
| 含まれる範囲 | 本体工事、付帯工事、諸費用のどこまでが価格に含まれるか |
どの示し方でも、何が含まれていて何が別途かを書くことが重要です。後から追加費用が出ると不信につながります。
対応エリアは市区町村名と地図で示す
対応エリアは「県内全域」ではなく、市区町村名を列挙します。
施主は自分の土地の地名で探すため、地名が書かれていることが受け皿になるからです。
載せる内容は次のとおりです。
- 対応する市区町村名をすべて列挙する
- 市区町村ごとに、その地域の施工事例をひも付ける
- 条件付きで対応するエリアは条件を明記する
- 範囲が分かる地図を1枚添える
地図だけでは地名の検索に届かず、地名だけでは範囲が伝わりません。両方そろえると、施主の確認が1ページで済みます。
対応できない施工エリアも明記する
距離が遠いエリアや、対応が難しい条件があれば明記します。
合わない問い合わせに対応する時間を減らせるためです。問い合わせの件数は減りますが、着工につながる割合が上がります。
書き方の例です。
- 車で1時間を超えるエリアは対応していない
- 離島は対応外
- 隣県は条件により相談(追加費用が発生する場合がある)
断る基準を先に書いておくと、問い合わせを受けてから断る手間がなくなります。施主の側も、無駄な問い合わせを避けられます。
社長と職人が見える工務店紹介ページ
エリアと予算、事例の確認が済んだ施主が最後に見るのは、建てる人です。
社長と職人の顔写真・経歴を載せる
代表と現場監督の顔写真を載せます。
施主は長く付き合う相手を選んでいるため、顔が分からない相手には相談しにくいからです。
載せる内容は次のとおりです。
| 項目 | 書く内容 |
|---|---|
| 顔写真 | 現場での1枚と、正面の1枚 |
| 経歴 | この仕事を何年続けているか |
| 手がけた家 | どんな家を建ててきたか |
| 資格 | 建築士、施工管理技士など |
写真は現場で撮ったものが効きます。スーツの正面写真だけより、現場に立っている写真があると仕事の様子が伝わります。
工務店の家づくりの考え方を書く
同じ予算でも何を優先するかは工務店によって違うため、考え方を書きます。
書いておくと、合う施主から問い合わせが来るようになるからです。
優先するものの例です。
- 断熱と気密を重視し、光熱費を抑える
- デザインを重視し、設計に時間をかける
- 国産材を使い、産地を明示する
- 工期を短くし、仮住まいの費用を抑える
合わない施主からの問い合わせは減ります。それは成約率が上がる方向の変化です。問い合わせの件数だけを見ると減ったように見えるため、着工までつながった件数で判断します。
お客様の声に書いてもらう3項目
施主の声は、同じ立場の人が読むため判断材料になります。書いてもらう内容を決めておくと揃います。
当社が制作を支援したホームページの声・事例ページ163件を調べたところ、書かれている内容には偏りがありました。
| 書かれていた内容 | 割合 |
|---|---|
| 依頼前の課題や不安 | 82.2% |
| その会社を選んだ理由 | 80.4% |
| 依頼後に変わったこと | 90.8% |
| 3つすべてが揃っている | 65.6% |
| 3つともない | 1.2% |
出典:当社が制作を支援したホームページの声・事例ページ163件の実測(2026年9月30日集計)。
3つすべてが揃っているのは65.6%です。これから建てる施主が知りたいのは「自分と似た不安をどう解消したか」なので、不安と変化の両方が必要です。引き渡しのときにこの3点を質問として渡すと揃います。
ホームページ公開後に問い合わせを増やす運用
公開しただけでは検索から人は来ません。続けることで増えていく形を作ります。
公開後は施工事例を月1棟ずつ追加する
公開後に最も続けやすいのが事例の追加です。
引き渡しのたびに1棟追加する形なら、新しくネタを考える必要がないためです。年に10棟建てていれば、年に10ページ増えます。
1棟あたりに必要な作業は次のとおりです。
- 写真を選ぶ(着工前、施工中、完成)
- 延床、間取り、工期、価格帯、エリア、家族構成を記録する
- 施主の要望と、それにどう応えたかを3行書く
- 既存のテンプレートに流し込む
写真を3点そろえる習慣と項目のテンプレートがあれば、1棟あたり1時間程度で終わります。撮影と記録を引き渡し時に済ませておくかどうかで、後の作業量が変わります。
検索表示後に順位が落ち着くまでの時間
公開直後に順位が低いのは通常の状態です。当社が自社メディアの記事289本を調べたところ、検索結果に初めて出てからの動きは次のとおりでした。
| 初表示からの経過 | 平均順位 |
|---|---|
| 〜30日 | 20.4位 |
| 31〜60日 | 12.6位 |
| 61〜90日 | 8.7位 |
10位以内に入るまでの期間は中央値14日で、90日以内に90.3%が到達しました。
出典:当社の自社メディア記事289本の実測(2026年10月7日集計)。検索結果に初めて表示された日を起点にしています。
検索順位ごとのクリック率を問い合わせ改善に活かす
1ページ目に入ることが最初の目標ですが、順位帯によってクリック率は大きく変わります。当社が支援しているホームページ1,298サイト、表示451万回の実績では次のとおりでした。
| 順位帯 | クリック率 |
|---|---|
| 1位台 | 22.24% |
| 2位台 | 10.28% |
| 3位台 | 4.17% |
| 6〜10位 | 1.43% |
出典:当社が支援するホームページ1,298サイト・表示451万回・90日間(2026年6月18日〜9月15日)の実測(2026年9月18日集計)。日本語の指名検索を除外しきれていないため、指名検索を含む数字として扱っています。
1位台と6〜10位では15倍以上の差があります。1ページ目に入った後も、事例を足して上位を目指す意味があります。
公開後の更新を社内で抱えると、繁忙期に止まります。制作から公開後の更新までをまとめて任せる形については、工務店向けのホームページ制作のページで料金と対応範囲を公開しています。
工務店向けに制作したホームページの例
ここまでの設計が実際のホームページでどう形になっているかを紹介します。当社が制作した工務店向けのホームページは240件です。業種ごとに、どんな意図でその構成にしたかを添えています。
住宅リノベーションの例

対応エリアをトップページの見出しに入れた構成です。
施主が最初に確認するのはエリアで、ここで離脱させないことを優先したためです。
- トップページの見出しに県名を入れる
- 施工事例とお客様の声を並べて置く
- よくあるご質問を独立したページにする
- 無料相談の入口をエリアの記載と同じ画面に置く
エリアを見出しに入れると、対象外かどうかの判断が1画面で済みます。問い合わせてから断られる手間を省ける形です。
住宅工事の例

事業内容を工種ごとに分けた構成です。
足場、補修・防水、塗装と扱う工種が分かれており、まとめて並べると施主がどれを頼めるのか判断できないためです。
- 工種ごとにページを分ける
- 「3つの強み」として判断材料をまとめる
- 施工事例とよくある質問を用意する
- 電話番号をトップページの上部に置く
工種を分けると、探している工事の名前で来た施主をそのページで受けられます。
工務店の例

代表と現場監督の顔写真と、家づくりの考え方を前に出した構成です。
施工事例と価格帯が近い工務店の中では、人と考え方が選ぶ理由になるためです。
- 代表と現場監督の顔写真を掲載する
- 家づくりで優先することを文章で明示する
- 職人の人数と体制を記載する
考え方を先に書くと、合う施主からの問い合わせが集まります。合わない問い合わせは減りますが、成約率が上がる方向の変化です。
料金に含まれる範囲と、公開後の更新をどこまで任せられるかは、工務店向けのホームページ制作のページにまとめています。
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工務店向けホームページ制作の費用と進め方
作るものが決まったら、作り方を選びます。工務店では施工写真と事例の情報をそろえる作業に時間がかかります。
工務店ホームページを作る3つの方法
工務店のホームページは、施工事例を継続して更新できる方法で作ります。
公開時の費用だけで決めると、事例追加のたびに手間や追加費用が発生するためです。3つの制作方法を次の表で比較します。
| 方法 | 向いている場合 | 注意点 |
|---|---|---|
| 自社で作る | 更新できる担当者が社内にいる | 事例ページの設計まで自力で行う |
| フリーランスに依頼する | 作る範囲が決まっている | 公開後の更新が属人的になりやすい |
| 制作会社に依頼する | 構成から相談したい、公開後も任せたい | 対応範囲と更新費用を契約前に確認する |
リフォームも手がける場合の検索対策は、リフォーム会社のSEO対策を整理した記事で解説しています。
工務店ホームページ公開までの6ステップ
ホームページ制作は、施工エリアと価格の示し方を決めてから素材をそろえる順番で進めます。
施主が最初に確認する情報を先に決めると、写真や原稿の不足による手戻りを減らせます。公開までの流れは次の6ステップです。
- 施工エリアと価格の示し方を決める
- 載せる事例を選ぶ(直近の5〜10棟)
- 写真と事例の情報をそろえる
- 代表と現場監督の写真とコメントを用意する
- 構成とデザインを確認する
- 制作して内容を確認し、公開する
時間がかかるのは3です。過去の事例の写真が整理されていない場合、ここから始めます。
ホームページ制作前にそろえる素材
制作前に、施工事例・価格・スタッフ紹介に使う素材をそろえておきます。
着工前や施工中の写真は工事が終わってから撮り直せないため、撮影内容を先に決める必要があります。準備する素材は次のとおりです。
- 直近の施工事例(写真、延床、間取り、工期、価格帯、エリア)
- 対応エリアの市区町村一覧
- 標準仕様と価格の目安
- 代表と現場監督の顔写真、経歴
- お客様の声(3項目をそろえたもの)
このうち最も時間がかかるのはお客様の声です。引き渡し済みの施主に依頼するため、返ってくるまでに数週間かかります。公開を待たずに声を集め始め、届いた分から順に追加する形にすると、公開時期が遅れません。
工務店ホームページで先に改善する順番

すべてを同時に用意するのは難しいため、効果が出やすい順に進めます。
| 順番 | やること | 効果が出るまでの目安 |
|---|---|---|
| 1 | 施工エリアの市区町村を明記する | すぐ |
| 2 | 価格の手がかりを載せる | すぐ |
| 3 | 直近の事例を5棟そろえる | 2〜4週 |
| 4 | 代表と現場監督のページを作る | 2〜4週 |
| 5 | お客様の声を3件集める | 1〜2か月 |
| 6 | 事例を月1棟ずつ足す | 3か月〜 |
1と2は今あるページに書き足すだけで終わります。問い合わせ前の離脱を減らす効果があるため、先に手をつけます。
工務店のホームページ制作でよくある質問
施工事例は何棟くらい載せればよいですか
公開時点で施工事例が5棟あれば、施主の比較材料を作れます。件数だけでなく、価格帯、延床面積、家族構成、工期、設計の工夫までそろえることが重要です。以降は引き渡しのたびに1棟追加すると、ホームページが古く見えにくくなります。まず希望する受注に近い5棟を選び、1棟1ページで公開してください。
価格を載せたくない場合はどうすればよいですか
総額を出したくない場合は、坪単価のレンジや過去の価格帯の分布を示します。「直近20棟のうち2,000万円台が12棟」のように書けば、仕様による差を含めて伝えられます。本体工事、付帯工事、諸費用のどこまでを含むかも明記してください。施主が自分の予算で相談できるか判断できる手がかりを最低1つ置きましょう。
施工事例の写真は施主の許可が必要ですか
施工事例の写真を公開する前に、施主の許可を取る必要があります。引き渡し時に、外観、室内、間取り図、家族写真ごとの公開範囲を確認します。外観だけ可、室内は不可など条件が異なるため、口頭だけでなく1棟ごとに記録してください。公開後に施主から変更依頼が来た場合の連絡先と対応方法も決めておきましょう。
公開してからどのくらいで問い合わせが来ますか
検索から安定した問い合わせが入るまでには、数か月かかることがあります。当社の実測では、記事が10位以内に入るまでの中央値は14日で、90日以内に90.3%が到達しました。ただし、施工事例や価格の手がかりが不足していると、閲覧されても相談にはつながりません。公開直後は紹介や既存施主にも案内しながら、検索表示と問い合わせ内容を毎月確認してください。
ホームページとSNSはどちらを優先すべきですか
ホームページを先に整えることをおすすめします。SNSで興味を持った施主も、施工エリア、価格、事例を確認するためにホームページを見ます。判断材料がないままSNSだけを更新しても、問い合わせの直前で離脱される可能性があります。まずホームページへ3つの情報をそろえ、その後SNSから事例ページへ誘導してください。
ホームページはリニューアルすべきか新しく作るべきですか
必要な情報が残っており、スマートフォンでも問題なく読めるなら、部分的なリニューアルで対応できます。施工事例が数年前で止まっている、更新できない、スマートフォンで崩れる場合は、作り直したほうが運用しやすくなります。見た目だけでなく、更新方法と問い合わせ導線を基準に判断することが重要です。制作会社へ相談する前に、残すページと作り直すページを一覧にしてください。
おしゃれなデザインにする必要はありますか
工務店では見た目の印象も比較に影響しますが、装飾だけを優先する必要はありません。施主は先に、施工エリア、価格の手がかり、施工事例、担当者を確認します。これらが不足したままデザインへ投資しても、相談できる会社か判断してもらえません。必要な情報をそろえたうえで、写真の大きさや余白を整えてください。
ホームページを整えたあとは、どのキーワードから検索経由の集客を広げるかを決めます。工務店のSEO対策で最初に狙うキーワードの決め方でまとめています。
ホームページを整えたあと、見学会の集客など期間が決まっている場面では広告も使えます。工務店のリスティング広告が向く場面と予算の決め方でまとめています。
まとめ:工務店のホームページは施主が確認する順に作る
問い合わせが紹介ばかりのとき、ホームページで確認したいことが済ませられていない可能性があります。
- 施主が確認するのはエリア、予算、任せられるかの3点
- 施工エリアは市区町村名で列挙し、地図を添える
- 価格は総額が出せなくても、坪単価のレンジか価格帯の分布で手がかりを示す
- 施工事例は1棟1ページで、7項目をそろえる
- 代表と現場監督の顔と考え方を載せる
- 公開後は事例を月1棟ずつ足していく
今日から手をつけられるのは、エリアの明記と価格の手がかりです。どちらも今あるページに書き足すだけで終わります。
書き足す前に、どんな構成にすると施主の確認が済むかを形にして見たい場合は、ホームページ案の無料作成を利用できます。対応エリアと施工事例を伺い、1営業日以内に御社専用の案をお送りします。構成を見てから依頼するかを判断していただけます。
\1営業日以内に御社専用のHP案をお送りします/
