
施工実績はあるのに、ホームページから問い合わせも応募も来ないと悩む建設業・建築業の方は少なくありません。
受注と採用のどちらを先に取るかを決め、相手が判断に使う情報を優先して載せることが重要です。
当社が制作した1,041件の実績と、2026年6〜9月に支援サイト1,298件・表示451万回を集計したところ、検索1位台のクリック率は22.24%でした。元請け向けの実績、許可、採用、施工写真の見せ方を順に解説します。
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建設業のホームページは受注と採用のどちらを先に取るか

建設業のサイトを訪れる人は、発注する側と働く側に分かれます。見る目的が正反対なので、どちらを優先するかを先に決めます。
| 見る人 | 主に見るページ | 確認したいこと |
|---|---|---|
| 元請け・発注者 | 施工実績、対応工種、許可 | この工事を任せられるか |
| 応募を考えている職人 | 仕事内容、働く人、待遇 | ここで続けられそうか |
2者は見るページがほとんど重なりません。そのため、どちらを先に取るかを決めないまま作ると、両方の情報が中途半端に並ぶサイトになります。
元請けは任せられるかを確認しに来る
元請けの担当者は、工種と規模が自社の案件に合うかを先に見ます。
合わない相手に時間をかける理由がないためです。協力会社の選定は複数社を並べて進めるので、1社ごとの確認は短時間で終わります。
確認される順番は次のとおりです。
| 順番 | 確認すること | 判断に使う情報 |
|---|---|---|
| 1 | 対応できる工種か | 対応工種の一覧 |
| 2 | その規模を受けられるか | 施工実績の延床面積、金額帯 |
| 3 | 体制が整っているか | 許可、保険、職人の人数、有資格者 |
| 4 | 任せられる会社か | 施工写真、取引先の声 |
会社の歴史や代表挨拶を読むのは、この4つが済んだ後です。1と2が分からないサイトは、3以降を見てもらえません。
職人は働く環境と続けられるかを見ている
応募する側が気にするのは、待遇だけではありません。
建設業は体力を使う仕事で勤続年数が判断材料になるため、何年続けられるかを先に考えるからです。
見ているのは次の情報です。
- どんな現場に入るのか(規模、工種、元請けか下請けか)
- 誰と働くのか(人数、年齢層)
- 1日の流れと移動時間
- 資格取得の支援があるか
- 何年目でどこまで任されるか
写真がない求人ページは、現場の様子が分からないため判断材料になりません。現場での作業風景と、働いている人の顔が分かる写真を各1枚入れるだけでも印象が変わります。
受注と採用の両方を狙うときの順番
トップページで先に見せる相手を1つに決め、もう一方は独立したページに分けます。
同じ画面で両方を並べると、元請けにも職人にも自分向けのページだと感じられないためです。知りたい情報が重なりません。
判断の目安は、今いちばん足りていないものです。
| 今の状態 | 先に取るもの | トップページの最初に出すもの |
|---|---|---|
| 仕事はあるが人が足りない | 採用 | 働く人と仕事の内容 |
| 人はいるが仕事が偏っている | 受注 | 施工実績と対応工種 |
| どちらも不足 | 受注 | 施工実績(売上が先に必要なため) |
トップページの最初の画面だけを入れ替える形にしておけば、後から優先順位を切り替えられます。両方のページを残したまま、入口の見せ方を変えるだけで済みます。
元請けから選ばれる建設業サイトの掲載内容
受注を優先する場合、元請けが確認する順に情報を並べます。確認されるのは、何ができるか、どの規模まで対応できるか、体制が整っているかの3点です。
施工実績は工種と規模を添えて載せる
写真だけを並べた実績ページは、見た目は分かっても判断材料になりません。1件ごとに次の項目を添えます。
- 工種(内装、外構、土木、電気など)
- 工事の規模(延床面積、施工面積、金額帯)
- 工期
- 元請けか下請けか
- 施工場所(市区町村まで)
元請けか下請けかを書くと、どの立場で入れるかが伝わります。金額を出せない場合は「1,000万円台」のような帯で示します。
対応できる工事の範囲を明記する
対応工種は、できることとできないことを並べて書きます。
受けられない工事を書いておくと、合わない問い合わせに対応する時間が減るためです。問い合わせの総数は減りますが、見積もりを出せる案件の割合が上がります。
書き方の例です。
| 対応できる | 対応していない |
|---|---|
| 内装仕上げ工事(木工、軽鉄、ボード) | 解体工事 |
| 店舗の改修(50坪まで) | 50坪を超える新築 |
| 元請け、下請けの両方 | 設計のみの受注 |
工種ごとにページを分けると、探している人の受け皿が増えます。外壁の工事を探している人と内装を探している人は、別のページに着地させたほうが伝わります。外壁の工事を扱う場合の検索対策は、外壁塗装会社のSEO対策を整理した記事で解説しています。
自社施工と協力会社を区別して書く
自社で施工する範囲と、協力会社に出す範囲を分けて書きます。
元請けは施工体制を確認するため、ここが曖昧だと確認の電話が増えるからです。先に書いておけば、その手間を省けます。
載せる情報は次のとおりです。
- 自社施工の工種
- 協力会社に出す工種と、協力会社の社数
- 職人の人数(社員と常用を分けて)
- 保有重機の種類と台数
- 有資格者の資格名と人数
人数と台数を数字で示すと、対応できる規模が伝わります。「多数」「豊富」と書くより、「職人12名、常用8名」と書いたほうが判断に使えます。
建設業の許可と資格の示し方

元請けが実績の次に確認するのが許可です。ここは法律が関わるため、義務の範囲を正しく押さえておきます。
法律が義務づけているのは店舗と工事現場の標識
建設業法第40条(e-Gov法令検索)は、許可を受けた建設業者に対して標識の掲示を義務づけています。条文では、掲示する場所を「その店舗及び建設工事(発注者から直接請け負つたものに限る。)の現場ごとに、公衆の見やすい場所に」と定めています。
標識に記載する事項は建設業法施行規則第25条(e-Gov法令検索)で定められており、次の項目です。
| 記載事項 | 店舗 | 工事現場 |
|---|---|---|
| 一般建設業または特定建設業の別 | 必要 | 必要 |
| 許可年月日、許可番号、許可を受けた建設業 | 必要 | 必要 |
| 商号または名称 | 必要 | 必要 |
| 代表者の氏名 | 必要 | 必要 |
| 主任技術者または監理技術者の氏名 | — | 必要 |
標識の寸法は、工事現場に掲げるものが縦25cm以上、横35cm以上と定められています。掲示を怠った場合は、建設業法第55条により10万円以下の過料の対象となります。
出典:建設業法第40条、建設業法施行規則第25条、建設業法第55条。 工事現場の掲示義務の範囲については、2020年10月施行の改正内容を各都道府県の公表資料で確認しています。
2020年10月の改正で工事現場の掲示は元請のみになった
2020年10月施行の改正により、工事現場に標識を掲げる義務は元請業者のみとなりました。
下請業者が同じ現場に複数入る場合、標識が並ぶことの実務上の負担が大きかったためです。
改正の前後で次のように変わっています。
| 改正前 | 改正後 | |
|---|---|---|
| 工事現場の標識 | 元請・下請ともに掲示 | 元請のみ掲示 |
| 施工体系図 | — | 下請負人に関する記載事項を追加 |
| 店舗の標識 | 元請・下請ともに掲示 | 変更なし(引き続き掲示) |
出典:国土交通省「標識の掲示義務の緩和について」。2020年10月1日施行の改正内容を確認しています。
店舗への掲示義務は、元請・下請を問わず変わっていません。現場の掲示が不要になったことと混同しないよう、事務所の標識は掲げたままにします。
ホームページへの掲載は義務ではないが載せる価値がある
第40条が定めているのは店舗と工事現場への掲示です。ホームページへの掲載は義務ではありません。
ただし元請けの担当者は、取引を検討する段階で許可の有無と種類を確認します。サイトに載っていなければ、電話で聞くか、国土交通省の検索システムで調べることになります。その手間を省けるかどうかが、問い合わせ前の印象に影響します。
載せる場所は会社概要のページが適しています。記載する項目は、標識と同じ内容にそろえると迷いません。
- 一般建設業または特定建設業の別
- 許可番号と許可年月日
- 許可を受けた建設業の種類
- 商号または名称、代表者の氏名
4項目はいずれも許可通知書に記載されているため、転記するだけで済みます。更新のたびに許可年月日が変わるので、5年ごとの更新時に書き換える運用を決めておきます。
保有資格は有資格者の人数で示す
有資格者がいる場合は、資格名と人数を載せます。
元請けは資格の種類と人数から、対応できる工事の規模を判断するためです。氏名は判断材料になりません。
書き方の例です。
| 資格名 | 人数 |
|---|---|
| 1級建築施工管理技士 | 2名 |
| 2級建築施工管理技士 | 3名 |
| 1級建築士 | 1名 |
| 玉掛け技能講習修了者 | 5名 |
名前を出す必要はありません。人数で示せば、監理技術者を配置できる現場の数が伝わります。資格者が増えたときに更新しやすい形でもあります。
職人採用につながるホームページの作り方
採用を優先する場合、求職者が知りたい順に情報を並べます。待遇だけを並べた求人ページでは、他社との違いが伝わりません。
仕事の内容を工程で見せる
「内装工事」と書くだけでは、1日の動きが想像できません。
工種の名前は同業者には通じますが、応募を検討している人にとっては作業の中身が分からないためです。
書く内容は次のとおりです。
- 入る現場の種類(店舗、住宅、オフィス)
- 1日の流れ(集合時間、移動、作業、片付け)
- チームの人数と役割
- 使う道具や重機
未経験者を採りたい場合は、覚える順番を示します。
| 時期 | できるようになること |
|---|---|
| 1年目 | 道具の名前と片付け、材料の運搬 |
| 3年目 | 一人で工程を任される |
| 5年目 | 後輩に教える、現場を管理する |
何年目で何ができるようになるかを示すと、続けられるかどうかを判断できます。
働く人の顔と言葉を載せる
現場で働く人の写真とコメントは、求人ページで最も読まれます。
応募する側が知りたいのは「どんな人と働くか」で、会社の説明より同じ立場の人の言葉が参考になるためです。
聞いて載せる内容は次の3つです。
- 入社の理由(前職や未経験からの転職を含む)
- 今の仕事で面白いと感じる場面
- 入社前に不安だったことと、実際どうだったか
3つ目が最も効きます。応募前の不安は似通っているため、先に入った人がどう感じたかが書かれていると判断材料になります。写真は作業中のものと、顔が分かるものを1枚ずつ用意します。
募集要項は待遇を具体的に書く
給与は幅ではなく、経験年数ごとの目安を書きます。
「月給20万円〜40万円」のような幅の広い書き方は、自分がどこに当てはまるか分からないためです。判断できないと、応募前に離脱します。
明記する項目は次のとおりです。
| 項目 | 書き方 |
|---|---|
| 給与 | 未経験22万円、経験3年28万円、経験10年35万円 |
| 支払い形態 | 日給月給か月給か |
| 社会保険 | 健康保険、厚生年金、雇用保険、労災の加入状況 |
| 休日 | 週休2日か隔週か、年間休日数 |
| 資格支援 | 受験費用の負担、講習中の給与の扱い |
曖昧にすると、応募前に辞退されます。書けない項目がある場合は「面談時に相談」と明記したほうが、空欄のままより信頼されます。
建設業のホームページに載せる施工写真
実績ページも求人ページも、写真の質で印象が変わります。建設業は完成物を見せられる業種なので、撮り方を決めておくと使い回せます。
着工前、施工中、完成の3点をそろえる
1件の工事で3枚そろえると、何をしたかが伝わります。
完成写真だけでは、どこをどう変えたのかが分からないためです。元請けが見たいのは仕上がりではなく、施工の過程です。
3点の役割は次のとおりです。
| 写真 | 伝わること |
|---|---|
| 着工前 | 元の状態、工事の難易度 |
| 施工中 | 工法、職人の人数、現場の管理状態 |
| 完成 | 仕上がりの精度 |
着工前の写真は、工事が始まってからは撮れません。現場に入る前に撮る習慣を決めておきます。撮り忘れると、その工事は実績として使いにくくなります。
同じアングルで撮る
着工前と完成を同じ位置、同じ高さから撮ります。
アングルが違うと、変化を比べられないためです。並べたときに別の場所の写真に見えてしまいます。
そろえる条件は次の3つです。
- 立ち位置(床のどこに立ったか)
- カメラの高さ(目線か、腰の高さか)
- 画角(寄りすぎず、部屋の輪郭が入る範囲)
立ち位置を写真やメモに残しておくと、次の人でも再現できます。着工前の写真を撮ったときに、同じ場所から撮ることをメモとして残す運用が確実です。
載せる枚数の目安
トップページは20枚前後、実績の個別ページは1件あたり3〜6枚が目安です。
写真を増やすと伝わりますが、増やしすぎると表示に時間がかかり、見る前に離脱されるためです。
当社が制作を支援した納品サイト1,942サイトでは、トップページの画像枚数は次の分布でした。
| 項目 | 枚数 |
|---|---|
| 中央値 | 18枚 |
| 平均 | 29.1枚 |
| 最大 | 395枚 |
出典:当社が制作を支援した納品サイト1,942サイトの実測(2026年9月15日集計)。
中央値の18枚前後に収まっているサイトが半分です。最大の395枚まで増えると読み込みが重くなります。枚数を増やす場合は、画像の容量を落とす作業が必要になります。
発注者の判断材料になるお客様の声
実績と写真がそろったら、取引先の声を加えます。自社で書いた説明より、発注した側の言葉のほうが判断材料になります。
書いてもらう3項目を決めておく
当社が制作を支援したサイトの声・事例ページ163件を調べたところ、書かれている内容に偏りがありました。
| 書かれていた内容 | 割合 |
|---|---|
| 依頼前の課題 | 82.2% |
| その会社を選んだ理由 | 80.4% |
| 依頼後に変わったこと | 90.8% |
| 3つすべてが揃っている | 65.6% |
出典:当社が制作を支援したサイトの声・事例ページ163件の実測(2026年9月30日集計)。
3つすべてが揃っているのは65.6%です。依頼を検討している元請けが知りたいのは「自社と似た課題にどう対応したか」なので、課題と変化の両方が必要です。声をもらうときに、この3点を質問として渡しておくと揃います。
お客様の声は誤解を招かない形で表示する
口コミと特典の案内は離して配置し、個人の感想である旨を添えます。
近くに置くと、特典と引き換えに書いてもらったように読めるためです。実際にそうでなくても、読んだ側の受け取り方は変わります。
当社が調べた声・事例ページ260件では、表示の状況は次のとおりでした。
| 状態 | 割合 |
|---|---|
| 打ち消し表示がない | 91.5% |
| PR・広告であることの表記がある | 30.8% |
| 口コミと特典の案内が近接している | 3.5% |
出典:当社が制作を支援したサイトの声・事例ページ260件の実測(2026年10月11日集計)。
打ち消し表示がないサイトが9割を占めます。「個人の感想です」「成果には個人差があります」の一文を添えるだけで済むため、公開前に確認しておきます。
ホームページ公開後に問い合わせを増やす運用
公開しただけでは検索から人は来ません。来る状態にするまでに何をするかを決めておきます。
地域名を含むページで問い合わせの受け皿を作る
対応エリアの市区町村を列挙したページを作り、エリアごとの施工実績をひも付けます。
建設業は商圏が決まっており、発注する側も地域名を含む語で探すためです。「県内全域」と書くだけでは、個別の地名で探している人に届きません。
作る内容は次のとおりです。
- 対応する市区町村を列挙する
- 市区町村ごとに、その地域で施工した実績を並べる
- 対応していないエリアも明記する
- 地図を1枚添える
リフォーム工事を扱う場合の検索対策は、リフォーム会社のSEO対策を整理した記事にまとめています。
公開後は施工実績を1件ずつ追加する
公開後に続けやすいのは実績の追加です。
工事が終わるたびに1件足す形なら、新しくネタを考える必要がないためです。扱う工種とエリアの幅が、仕事をするだけで増えていきます。
1件あたりに必要な作業は次のとおりです。
- 写真3点(着工前、施工中、完成)を選ぶ
- 工種、規模、工期、施工場所、立場を記録する
- 既存のテンプレートに流し込む
写真を3点そろえる習慣があれば、1件あたり30分程度で終わります。撮影を現場で済ませておくかどうかで、公開後の作業量が変わります。
検索順位ごとのクリック率を問い合わせ改善に活かす

順位は1位に近いほど効きます。当社が支援しているサイト1,298サイト、表示451万回の実績を順位帯ごとに集計すると、クリック率は次のとおりでした。
| 順位帯 | クリック率 |
|---|---|
| 1位台 | 22.24% |
| 2位台 | 10.28% |
| 3位台 | 4.17% |
| 6〜10位 | 1.43% |
出典:当社が支援するサイト1,298サイト・表示451万回・90日間(2026年6月18日〜9月15日)の実測(2026年9月18日集計)。日本語の指名検索を除外しきれていないため、指名検索を含む数字として扱っています。
1位台と2位台で2倍以上の差があります。1ページ目に入ることが最初の目標ですが、そこから上位に押し上げると伸び方が変わります。
公開後の更新を社内で抱えると、繁忙期に止まります。制作から公開後の更新までをまとめて任せる形については、建設業向けのホームページ制作のページで料金と対応範囲を公開しています。
建設業・建築業向けに制作したホームページの例
ここまでの設計が実際のサイトでどう形になっているかを紹介します。当社が制作した建設・建築・リフォーム会社向けのホームページは1,041件です。業種ごとに、どんな意図でその構成にしたかを添えています。
建設業の例

創業からの年数と代替わりのストーリーを前面に出した構成です。
地域の元請けと施主の両方が見るサイトで、工種の列挙より事業の続き方が信頼の判断材料になるためです。
- トップページで創業年数と何代目かを明示する
- 事業案内と「選ばれる理由」を分けて置く
- 施工のようすを写真で見せるセクションを用意する
- 許可の情報を本文に記載する
- 電話とLINEの2経路で相談を受ける
相談の入口を電話とLINEの2つにしたことで、連絡しやすい手段を選んでもらえます。工事中で電話に出られない時間帯をLINEで補える形です。
住宅・店舗設計の例

設計事例を主役にし、ページ階層を4つに絞った構成です。
設計事務所は工種や規模より「どんな建物を手がけるか」が判断材料になるため、事例へ最短で届く形にしました。
- トップページから設計事例へ直接送る
- 階層を実績・サービス・会社案内・問い合わせの4つに絞る
- 設計の考え方を文章で添える
- 無料相談の導線を複数の位置に置く
階層を絞ると、見たいページに迷わず届きます。事例の点数が多い業種では、分類を増やすより入口を1本にしたほうが読まれます。
塗装・防水工事の例

受注と採用の両方を受けるため、トップページで受注側を先に見せ、採用は独立したページへ分けた例です。
同じ画面で両方を並べると、元請けにも職人にも自分向けのページだと感じられなくなるためです。
- トップページの最初の画面は施工実績と対応工種にする
- 採用は独立したページを用意する
- トップページからの導線で分岐させる
入口を1つに決めたうえでもう一方を独立させると、両方を取りこぼさずに済みます。
料金に含まれる範囲と、公開後の更新をどこまで任せられるかは、建設業向けのホームページ制作のページにまとめています。
\制作費0円・月額9,800円から/
建設業向けホームページ制作の費用と進め方
作るものが決まったら、作り方を選びます。建設業では施工写真の準備に時間がかかるため、素材集めから逆算します。
建設業向けホームページを作る3つの方法
建設業向けホームページは、公開後の更新まで任せるかどうかで制作方法を選びます。
施工実績や採用情報を継続して追加する必要があるため、初期費用だけで判断すると運用が止まりやすくなります。3つの方法を次の表で比較します。
| 方法 | 向いている場合 | 注意点 |
|---|---|---|
| 自社で作る | 更新できる担当者が社内にいる | 実績ページの設計まで自力で行う |
| フリーランスに依頼する | 作る範囲が決まっている | 公開後の更新が属人的になりやすい |
| 制作会社に依頼する | 構成から相談したい、公開後も任せたい | 対応範囲と更新費用を契約前に確認する |
建設業では施工写真と実績情報の整理に時間がかかるため、自社で作る場合もこの準備は必要になります。どの方法を選んでも素材集めは発生するので、先に写真の撮影ルールを決めておくと進み方が変わります。
建設業向けホームページ公開までの6ステップ
ホームページ制作は、受注と採用の優先順位を決めてから素材をそろえる順番で進めます。
目的が曖昧なままデザインへ進むと、必要な施工写真や原稿が後から増えるためです。公開までの流れは次の6ステップです。
- 受注と採用のどちらを先に取るか決める
- 載せるページを決める
- 施工写真と実績の情報をそろえる
- 許可と資格の情報を確認する
- 構成とデザインを確認する
- 制作して内容を確認し、公開する
時間がかかるのは3です。過去の工事の写真が残っていない場合、新しい工事で3点そろえるところから始めます。
建設業のホームページ制作でよくある質問
建設業のホームページには何を載せればよいですか
受注を目的とする場合は、施工実績、対応工種、許可と資格、会社概要、問い合わせの5つが最小構成です。採用も狙う場合は、仕事内容、働く人、募集要項を追加します。元請けと求職者では確認する内容が違うため、トップページから導線を分けることが重要です。まず受注と採用のどちらを優先するか決めてから、必要なページをそろえてください。
許可番号はホームページに載せる義務がありますか
許可番号をホームページへ載せる法的義務はありません。建設業法第40条が義務づけているのは、店舗と工事現場への標識掲示です。ただし、元請けや発注者は取引前に許可を確認するため、会社概要へ記載すると判断が早くなります。許可区分、番号、対象工種を最新情報に更新して掲載してください。
施工写真が手元にない場合はどうすればよいですか
施工写真がない場合は、これから始まる工事で着工前、施工中、完成の3点を撮るところから始めます。過去の工事は、元請けや施主の許可を得られる範囲で写真を借りる方法があります。写真がそろうまでは、対応工種、工事規模、施工体制を文章や表で具体的に示してください。今後の現場ごとに撮影担当と保存場所を決めると、実績ページを継続して増やせます。
公開してからどのくらいで問い合わせが来ますか
検索から安定した問い合わせが入るまでには、数か月かかることがあります。公開直後は名刺交換や既存取引先への案内からのアクセスが中心です。施工実績を追加し、地域名と工種で検索されるページを増やすと、検索からの接点が育ちます。順位、閲覧ページ、問い合わせ内容を毎月確認し、反応のある工種から情報を補強してください。
建設業と建築業で作り方は変わりますか
載せる情報の考え方は共通しますが、受注相手に合わせて優先順位を変えます。土木や専門工事では官公庁や元請けが見るため、許可、資格、施工体制、工事規模が重要です。住宅や店舗の建築では施主も読むため、費用感、施工事例、担当者の考え方も必要になります。自社の売上を支える案件と、今後増やしたい案件を整理して構成を決めてください。
建設業にホームページは必要ですか
建設業でも、取引前の確認に使われるホームページは必要です。紹介が中心でも、元請けや発注者は会社名を検索し、許可、工種、施工実績を確認します。サイトがない、または情報が古いと、任せられるか判断できず比較候補から外れる可能性があります。まず会社概要と施工実績を公開し、名刺や営業資料から案内できる状態にしてください。
おしゃれなデザインにする必要はありますか
見た目だけを優先して、おしゃれに作る必要はありません。元請けが重視するのは、施工実績、対応工種、許可、施工体制です。ただし写真が小さい、必要な情報へ移動しにくいサイトは、確認に時間がかかり離脱されます。施工写真を大きく見せ、実績の項目をそろえた分かりやすいデザインを優先してください。
まとめ:建設業のホームページは受注と採用の優先順位から決める
問い合わせも応募も来ないとき、原因は見た目より前の段階にあります。
- 受注と採用のどちらを先に取るかを決め、トップページで見せる相手を1つにする
- 施工実績は工種、規模、工期、立場を添えて載せる
- 許可は義務ではないが、会社概要に載せると確認の手間を省ける
- 施工写真は着工前、施工中、完成の3点を同じアングルでそろえる
- 公開後は実績を1件ずつ足し、1ページ目から上位を目指す
まず決められるのは、受注と採用のどちらが今いちばん足りていないかです。ここが決まると、載せるページが決まります。
決めた内容をもとに、どんなページ構成になるかを形にして見たい場合は、ホームページ案の無料作成を利用できます。対応工種と施工実績を伺い、1営業日以内に御社専用の案をお送りします。構成を見てから依頼するかを判断していただけます。
\1営業日以内に御社専用のHP案をお送りします/
