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サイト運営にSSL証明書が必要な理由を解説!おすすめのブランドも紹介

更新日:2022年11月4日



SSL認証って何?』『サイト運営に必要なの?』という悩みを抱えていませんか?


本記事で紹介する「SSL認証が必要な理由」を読めば、なぜSSL認証が必要なのか分かり、信頼性のあるサイト作りができますよ。


記事の前半では「SSLとは何か」「SSL認証が必要なのか」を解説し、後半ではおすすめのSSL証明書発行ブランドを紹介します。

サイト運営を始めるにあたって、SSL認証がなぜ必要なのか知りたい方は、参考にしてください。





SSL証明書とは



SLとは、ユーザーとWebサイト間の通信を暗号化する仕組みです。


認可局」と呼ばれる機関が「企業や組織は存在するか」「ドメインの所持者は本当にいるのか」を確認して発行する電子証明書を「SSL証明書」と呼びます。

「認可局」とは電子証明書の発行・執行、本人確認などを行う機関です。


SSL証明書の役割は、主に以下の2つです。

  • 通信情報の暗号化

  • サイト運営者の身元証明

通信情報を暗号化することで、第三者からデータを盗まれにくくなります。

暗号通信化されているサイトはURLの最初に「https」と付いていますね。


サイト運営者の身元証明をすれば、なりすましではないことが分かるので、安心感がありますよ。

SSL証明書には3つの種類があるので以下で紹介します。


SSL証明書の種類

SSL証明書には以下3つの種類があります。

  • DV認証

  • OV認証

  • EV認証

それぞれ特徴があるので、紹介していきます。

DV認証

DV認証は3つの中では最も取得しやすい証明書です。

なぜなら認証の方法がドメインの確認だけであり、匿名でも申請できるから。

DV認証のメリットは、安く簡単にSSL証明書を導入できることです。

一方でデメリットは、安全性が3つの中で最も低いことが挙げられます。

クレジットカードなどのデータ情報を取り扱うサイトにはおすすめできません。

DV認証は、金銭の取引を行わない個人ブログや情報サイトに向いていますよ。

OV認証

OV認証は3つの中では2番目に安全性が高いSSL証明書ですね。

ドメインの確認に加え、本人確認が行われます。

認可局にもよりますが、8〜10程度の確認項目があります。

DV認証よりも審査が厳しくなる分、サイトの安全性は向上しますよ。

企業サイトなどへの導入がおすすめです。

EV認証

EV認証は、3つの中で最も厳重なSSL証明書です。

EV認証を取得するためには、DV認証・EV認証で行うチェックに加え、住所や組織の運営状況など、事細かなチェックを行います。

ユーザーはサイトの情報から組織の状況まで確認できるようになるので、かなり安心しますね。

厳重なだけに費用も10万円を超えるものも多いので、企業や電子商取引などへの導入がおすすめです。



なぜSSL証明書が必要なのか



ここでは、なぜSSL証明書が必要なのかを解説します。

SSL証明書が必要な理由は以下のとおりです。

  • 情報を保護するため

  • なりすましを防げる

  • SEOに有効的

一つひとつ解説します。


情報を保護するため

情報を保護するためにSSL証明書は必要です。

SSL証明書を導入すると暗号化通信が行われるため、第三者から情報が盗まれるリスクを下げられます。

暗号化の仕組みは画像のとおりです。

〈画像〉

上記の画像のように、取引の際に暗号が使用され、情報を守ります。

ユーザーの情報を守るため、そしてサイトの安全性を示すためにもSSL証明書は必要です。


なりすましを防げる

SSL証明書は、ネット上の身元証明のようなものです。

SSL証明書を導入しているサイトは、アドレスバーの左端に「鍵のアイコン」や「保護されています」と表示されます。

これによりなりすましを防ぎ、ユーザーが安心して使えるサイトが作れますよ。


SEOに有効的

SSL証明書を導入しているサイトはSEOに有効的です。

GoogleはSSL証明書を導入しているサイトはSEOで評価すると言っています。

今では90%以上のサイトが導入しているので、SSL化をしていないサイトは上位表示されにくくなりますね。

なのでSSL証明書は必要です。

ただし、「SSL証明書を導入したから上位表示される」というわけではないので注意しましょう。



SSL証明書取得におすすめのブランド



「どこでSSL証明書を入手すればいいか分からない」「おすすめのブランドを教えてほしい」という方に向けて、おすすめのブランドを5つ紹介します。


今回紹介するのは以下の5つです。

  • グローバルサイン

  • GeoTrust

  • SECOM

  • デジサート

  • Let's Encrypt

一つひとつ紹介します。


グローバルサイン

グローバルサインは、国内大手であるGMOインターネット株式会社のグループ企業です。

国内シェアNo.1の実績を誇り、SSL証明書の累計発行数は1000万枚以上になります。

グローバルサインの特徴は以下のとおりです。

  • 日本だけでなく海外にも拠点を置く

  • 圧倒的な信頼性と安心感

  • トップクラスのカスタマーサポート

  • SSL証明書以外の通信事業にも長けている

すべてのサービスがトップレベルなので、どこで発行しようか迷った場合は、グローバルサインをチェックしてみるといいですよ。


GeoTrust

GeoTrustはSSL証明書を専門的に取り扱うセキュリティ企業です。

世界最大手のデジサート社が発行するので、安全性は抜群ですね。

GeoTrustの特徴を以下にまとめます。

  • デジサートが提供するため安心感がある

  • 個人から企業まで幅広く使える

  • 手続きはオンラインで完結

  • スマートフォンにも対応

世界的にも利用されている事から、GeoTrustを使えばユーザーにも安心感を与えられますよ。


SECOM

セキュリティで有名なSECOM(セコムトラストシステムズ株式会社)のSSL証明書もおすすめです。

国産のセキュリティ会社なので、手続きやカスタマーサポートなどもスムーズに使えますね。

SECOMの特徴は以下のとおりです。

  • 日本企業の安心感

  • セコムwebステッカーを貼れる

  • OV認証とEV認証のみの販売(DV認証は販売していません)

「海外のサイトからSSL証明書を発行するのは不安」「英語に苦手意識がある」と悩んでいる方は、SECOMのSSL証明書にするといいですよ。

国内大手のセキュリティ会社なので、ユーザーも安心してサイトを閲覧できます。


デジサート

デジサートは、世界的にも大きなインターネットサービス会社です。

先程紹介したGeoTrustにも提供しています。

「GeoTrustとの違いはあるの?」と思う方もいるでしょう。

なので、以下にデジサートの特徴とGeoTrustとの違いをまとめます。

  • SSL意外にIOTやPKIなどの事業を展開

  • GeoTrustよりもホームページが充実、ブログなどが読める

  • GeoTrustよりSSL証明書の値段は高め

  • 値段が高い分サポートやサービスが充実

サポートやサービスの充実を求めるのであれば、デジサートでの購入がおすすめですよ。


Let's Encrypt

Let's Encryptは無料で取得できるSSL証明書です。

「無料のSSL証明書は不安」という声もありますが、アメリカの有名なネットサービス企業が支援する非営利団体が運営しているので、安心できますよ。

ただし、有料の証明書との違いも多いので以下にまとめます。

  • 有効期限は90日で更新する必要あり

  • レンタルサーバーでは利用できないケースもある

  • ウイルスのスキャンや損害の保障などのサービスが付いていない

従来のレンタルサーバーでは利用できないケースもあります。

Let's Encryptを使いたい場合は提携しているレンタルサーバーがおすすめですよ。



SSL証明書についてよくある疑問



ここでは、SSL証明書についてよくある疑問を解決していきます。

今回お答えしていく疑問は以下のとおりです。

  • SSL証明書を使わないとどうなる?

  • コモンネームって何?

  • SSL証明書のキャンセルはできる?

  • 値段や種類によって暗号の強度は変わる?

それではお答えしていきます。


SSL証明書を使わないとどうなる?

SSL証明書を使わないと様々な悪影響が起こります。

例えば以下のようなものです。

  • 検索上位に入りにくくなる

  • ホームページが上手く表示されない

  • なりすましやフィッシング詐欺が増える

上記の様な悪影響はサイト運営側だけでなく、ユーザーからの信頼を落とすことになります。

なので、サイト運営にSSL証明書は必要ですね。


コモンネームって何?

コモンネームとは、サブドメインを含んだドメインの部分です。

例えば「https://www.sample.com」のURLでは「www.sample.com」がコモンネームとなります。

URLとコモンネームが一致しない際は、警告メッセージが表示されます。

SSL証明書を発行する際に必ず必要になるので覚えておきましょう。


SSL証明書のキャンセルはできる?

こちらに関しては、発行元の条件によります。

例えばデジサートは、発行前と発行後30日以内の失効はキャンセル可能です。

ただし、30日を超えた場合は失効になるだけで、返金はされません。

一方で、KDDIが提供するSSL証明書は、発行前のキャンセルは可能ですが、発行後はキャンセルできません。

このように、ブランドによって対応が違うので注意しましょう。


値段や種類によって暗号化の強度は変わる?

どの証明書でも、暗号化の強度は一緒ですよ。

「無料の証明書だから強度が低い」「EV認証で値段が高いから暗号化の強度が高い」というわけではありません。

証明書の値段で高低差があるのは、信頼性や審査が違うからですね。

DV認証とEV認証では、EV認証の方が審査が厳しく、信頼性は大きくなります。

あくまで証明書の違いがあるだけで、暗号化の強度は変わりませんよ。



サイト運営にSSL証明書は必要


ここまで読めば、なぜSSL証明書が必要なのか分かったと思います。

最後にもう一度、SSL証明書が必要な理由を見ていきましょう。

  • 情報を保護するため

  • なりすましを防げる

  • SEOに有効的

あなたのサイトの信頼性を守るため、そしてユーザーに安心してもらうためにもSSL証明書は必要です。

SSL証明書を導入して、快適なサイト作りをしましょう。



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