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メンバーインタビュー

「一人で稼ぐのは面白くなかった」メディアを伸ばし売却した男が、SEO事業を率いる理由

プロフィール

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鈴木 広幸

スマートSEO事業責任者/SEOディレクター

職種
SEOディレクター
雇用形態
社員

※所属・役職・顧客数・内容は取材時点のものです。

略歴

明治大学理工学部卒業後、河西工業と旭ファイバーグラスで約9年間、生産技術に従事。国内外の設備立ち上げや生産ライン改善を担う。独立後はSEOメディア4サイトと複数のYouTubeチャンネルを運営し、登録者数を3,000人から5万人へ拡大。YouTubeメディアの事業売却も経験。2025年9月にプロパゲートへ入社し、現在は「スマートSEO」の事業責任者を務める。

インタビュー概要

製造業で国内外10機の設備立ち上げや8ラインの改善を担い、独立後はSEOメディア4サイトと複数のYouTubeチャンネルを事業として成長させ、YouTubeメディアの売却まで経験した鈴木さん。いまは「スマートSEO」の事業責任者として、個人で培った“成果を生む型”をチームの仕組みに変え、約700社の集客支援に向き合っています。

インタビュー

STORY

キャリアの土台

国内外10機の設備立ち上げ。生産技術で磨いた、数字で改善する力

製造業からSEOの世界へ進んだキャリアについて語る鈴木広幸

鈴木広幸のキャリアは、明治大学理工学部を卒業後、自動車部品メーカーの生産技術職に就くところから始まった。担当したのは、単に設備を動かす仕事ではない。主要設備の仕様決定から予算・工程管理、工場レイアウト、国内外の新規設備立ち上げ、生産性向上まで、製造の仕組みそのものを設計し、改善する仕事だった。

河西工業では国内外10機の新規設備立ち上げと8ラインの移設・改造を担当。旭ファイバーグラスでは、燃焼設備の効率化によってガス燃料費を月100万円削減し、生産ラインの安定化で歩留まりを10%改善した。改善チームの一員として社長賞も受賞している。課題を数値で捉え、仮説を立て、仕組みを変えて成果を出す。その思考法は、後のSEOにもそのままつながっていく。

転機はコロナ禍だった。現場へ行けなければ仕事が止まる状況に、「パソコン1台で、自分にもできることはないか」と危機感を覚えた。そこでゼロから始めたのが、ブログ、SEO、YouTubeだった。製造ラインを改善してきた技術者は、今度はWeb上の数字が動く構造を、自ら検証し始めた。

Web事業で得た実績

SEOメディア4サイト、YouTube登録者5万人、そして事業売却

プロパゲートへの入社の決め手を語る鈴木広幸

独立後、鈴木はSEO集客を軸にアフィリエイトメディア4サイトを運営した。サーバーやWordPressの設定、サイト設計、競合調査、キーワード選定、記事制作、外注ライターの採用・育成、アクセス解析、CV改善、広告主との単価交渉までを一貫して担当。運営サイトの一つは月間3.5万PVまで成長し、SEOを知識として語るだけでなく、自ら収益を生み出す事業として成立させた。

実績は自社メディアにとどまらない。企業のオウンドメディア支援では、記事設計とライター組織の改善により月間PVを8,000から2万へ伸ばした。数十万人規模のオンラインサロンでは集客施策とUI・UX改善に携わり、新規会員の継続率を10%向上させるなど、異なる事業でも数字を動かしてきた。

YouTubeでは5チャンネルの共同運営に参画し、企画・台本・編集だけでなく、15人規模の外注チームの採用やマニュアル整備、収支管理まで担当。主力チャンネルの登録者数を3,000人から5万人へ伸ばし、その後はYouTubeメディアの事業売却まで経験した。コンテンツを作って終わるのではなく、チームで成長させ、収益を生み、譲渡できる事業価値にまで高めた経験が、鈴木の専門性の核になっている。

一方で、成果を自分の中だけで完結させる働き方には、次第に物足りなさも感じるようになった。「一人で稼ぐこと自体はできる。でも、それだけでは面白くなくなったんです。もっといろんな人と一緒に、もっと大きな成果をつくりたいと思うようになりました」

入社の決め手

実績を持って選んだのは、“完成していない会社”だった

スマートSEOの事業責任者に任された当時を振り返る鈴木広幸

転職活動では、大手のコンテンツマーケティング支援企業も選択肢にあった。それでも鈴木がプロパゲートを選んだ理由は、代表・松岡が掲げる「挑戦者の価値を届ける」という思想と、組織も事業もまだ完成していない環境にあった。「これから挑戦したい人たちが、まだ日の目を浴びていない。その価値をマーケティングで伸ばしたいという考えが、自分の思いと重なったんです」

「大企業は、もう仕組みが完成している。それよりも、何が起こるかわからない、自分でどうにかしないと動かない場所のほうが、面白そうだと思いました」。すでに自分のメディアで成果を出してきたからこそ、次に求めたのは、決められた役割をこなす場所ではなく、自ら事業の仕組みをつくれる場所だった。

鈴木が目指したのは、一人ずつ個別に支援し続ける働き方ではない。自分が培ったSEOのノウハウを再現可能な仕組みに変え、チームを通じて数百社、将来は数千社の事業成長につなげることだ。個人で得た成功体験を、より多くの顧客が再現できる状態にしたい。その挑戦の場として、2025年8月に業務委託で参画し、翌9月に正社員として入社した。

入社直後の挑戦

SEOの専門家から、事業を動かす責任者へ

スマートSEOのチームづくりと現在の仕事を語る鈴木広幸

当初はSEOディレクターとして、外部ライターの進行管理と記事品質の向上を担う予定だった。ところが入社してまもなく、「スマートSEO」の事業責任者を任される。問われるのは記事の品質だけではない。顧客成果、事業戦略、組織、業務設計、そして利益まで、事業全体を背負う役割だった。「正直、一瞬“マジか”と思いました。でも同時に、“チャンスが来たな”と。タイミングが想定よりだいぶ早かっただけです(笑)」

最大の壁は、SEOの技術ではなくチームづくりだった。フルリモートのメンバー、業務委託、インターンなど、働き方も優先順位も異なる人たちに、目指す成果と仕事の意味を伝えなければならない。当初は「事業責任者なのだから、全部自分でやらなければ」と実務を抱え込んだが、成長したインターンや業務委託メンバーへ役割を渡すことで、事業は動き始めた。「一人だったら、絶対に無理でした。仲間が増えて、任せられるようになったから、ようやく事業が回り始めたんです」

現在は、顧客満足度と成果を高める戦略の立案・実行、セミナー登壇、運用データを統合する社内ツールの構築などに取り組む。支えになっているのは、松岡と毎週行う事業戦略ミーティングだ。数年先の景色から逆算して軌道修正し、課題を率直に指摘される時間が、専門家から事業責任者へ視座を上げる羅針盤になっている。

AI時代のSEOとこれから

個人の勝ち筋を、2000社が使える仕組みへ

AI時代のSEOとスマートSEOの今後を語る鈴木広幸

AIが記事を書き、検索のあり方そのものが変わるなか、「SEOはもう古い」と言われることもある。それでも鈴木は、検索で評価される質の高い情報基盤が、AIに引用されるためにも重要だと考えている。記事制作では、使用するAI、プロンプト、品質チェックの基準まで検証し、AIを避けるのではなく、成果につながる工程へ組み込んでいる。

現在、スマートSEOが支援する顧客は約700社。次に見据えるのは2000社だ。ただ顧客数を増やすのではなく、個人で培ったSEOの知見を標準化し、チームとツールで再現できる状態にする。それによって、支援先が増えても一社ずつがWeb集客の成果を実感できる事業を目指している。

原点にあるのは、自分の仮説でサイトやYouTubeが伸び、アクセス、収益、問い合わせが生まれた時の手応えだ。いま最も嬉しいのも、顧客から「問い合わせが増えた」「サイトを見て喜んでもらえた」と聞く瞬間だという。「あの感覚を、僕一人の成功で終わらせたくない。仕組みとチームの力で、もっと多くのお客さんが成果を出せるようにしたいんです」

生産ラインの改善から、SEOメディアの収益化、YouTube事業の売却、そして700社を支える事業責任者へ。鈴木が一貫して向き合ってきたのは、数字を動かす仕組みをつくることだった。その仕組みを2000社へ届ける挑戦は、まだ始まったばかりだ。

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