キャリアの土台
国内外10機の設備立ち上げ。生産技術で磨いた、数字で改善する力

鈴木広幸のキャリアは、明治大学理工学部を卒業後、自動車部品メーカーの生産技術職に就くところから始まった。担当したのは、単に設備を動かす仕事ではない。主要設備の仕様決定から予算・工程管理、工場レイアウト、国内外の新規設備立ち上げ、生産性向上まで、製造の仕組みそのものを設計し、改善する仕事だった。
河西工業では国内外10機の新規設備立ち上げと8ラインの移設・改造を担当。旭ファイバーグラスでは、燃焼設備の効率化によってガス燃料費を月100万円削減し、生産ラインの安定化で歩留まりを10%改善した。改善チームの一員として社長賞も受賞している。課題を数値で捉え、仮説を立て、仕組みを変えて成果を出す。その思考法は、後のSEOにもそのままつながっていく。
転機はコロナ禍だった。現場へ行けなければ仕事が止まる状況に、「パソコン1台で、自分にもできることはないか」と危機感を覚えた。そこでゼロから始めたのが、ブログ、SEO、YouTubeだった。製造ラインを改善してきた技術者は、今度はWeb上の数字が動く構造を、自ら検証し始めた。







